校長先生の日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年12月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2006/03/31 閉校です
2006/03/24 長い間、ありがとうございました。
2006/02/09 感動・校内合唱交流会!
2006/01/31 開花・飛躍の年に〜1月学校便り〜
2006/01/30 ラスト・スキー学習〜かもい岳〜

直接移動: 20063 2 1 月  200512 11 9 8 5 4 3 2 1 月  200412 9 月  200312 月 

2005/12/28(水) 雪の中の記念碑
すっかり雪景色です。というより、例年より寒い日が続いています。記念碑も雪の中でちょっぴり寒そうですが、しっかりと西中を見ていてくれています。何日かおきに結構な積雪となります。今年は激動という言葉では片づけられない世相でした。人間としての根幹が揺らいでいる気がします。私たちに何ができるのだろうと、自問自答する日々が多かった気がいたします。来年こそ「きっと平和で穏やかな日々でありますように、そして子どもたちの夢が膨らむように」と、心から願います。お健やかな年末年始をお過ごしください。本年本校に賜りましたご支援に心からの敬意と感謝を申し上げます。

2005/12/26(月) 西中の思い出
 「開校10年記念・閉校式典」という大きな節目を終え、平成17年が過ぎようとしています。新生西芦別中学校としては10年の歴史しかありませんが、その間、「社会を明るくする運動」が認められ法務大臣賞をいただいたり、道警音楽隊との共演、「白いライオン」舞台芸術ワークショップなど、たくさんの思い出がありました。また、合唱を特色とする活動は「西中生のすばらしい“心”」を培ってきました。生徒数が減少しても、学校祭や体育祭も伝統の種目や演目がしっかりと受け継がれてきました。師走といえば10大ニュースですが、ご家庭でも西中の10大ニュースが食卓をにぎわしていることと思います。今年は西芦・頼城にとって忘れられない歴史の一ページとなりました。

2005/12/25(日) 啓成中との交流から
 閉校式を終えて、早いもので1ヶ月以上が過ぎ、平成18年3月31日の閉校まであと97日となりました。先日、統合先の啓成中学校との交流会があり、ちょっぴり緊張気味の生徒そして教員。合唱交流や部活動の見学など、新しい明日に向かってひとつひとつ大切に積み重ねています。合唱交流では「永遠(とわ)の絆」を力強く合唱しました。この後は、啓成中で1月に入学説明会が開催されます。23日から冬休みに入りました。生徒ひとりひとりが目標に向かって今まで以上に大きなステップを踏み出していることでしょう。3年生にとっては最後の中学校生活です。「開校10年記念・閉校式典」のための様々な活動にリーダーとして力いっぱい頑張ってとっても「価値ある軌跡」を残した3年生。今、頭をしっかり切り替えて自分の進路に向かって大きく帆を張って進んでいることと思います。フレーフレー西中生!

2005/12/21(水) プラス思考で〜学校便りから〜
 戦後60年、激動の平成17年が幕を降りようとしています。昭和ではちょうど80年が過ぎることになります。西中にとってもまさに節目の年でありました。「開校10年と閉校」という歴史的なステージは、一人ひとりの胸に深く刻まれたことと思います。これからの時代を、「強く、やさしく、賢く」生きていってほしいと願うのみです。さて、まだ年度の途中ではありますが、この一年間はどうだったでしょうか。【◆様々な活動を通して、鍛えあいましたか ◆みんなで感動をわかち合いましたか ◆次へのステップに向け、互いに磨きあいましたか】 反省をしてみて目標を立てる前とあまり変わらなかったということであれば、とても残念なことです。人間が他の動物と違うところは、「目標を立てて毎日をその実現に向けて努力することができるという素晴らしい力を持っている」からであり、自分の中に必ずある無限の可能性を信じて努力をすることができるからではないでしょうか。11月12日、市P連主催の講演会において、野花南出身の世界的建築士“石出氏”が講演の中で、「人を活かし、人を創る〜人生はけっして転ばないことではなく、転ぶたびに起きあがることにある〜」と題して、「人生はプラス思考で考えることが大切。人生のプラスやマイナスは加減ではなく「かけ算」である。たとえ今日、100のうち60の力しか出せなかったとしても、明日に向かってプラス思考で(+2)の努力するということは、+62になるのではなく、60×(+2)=+120になるということである。逆に(−2)であれば、60×(−2)=−120となる。・・・」ということを強調されていました。さらに彼は続けました。「“森を生き返らせること”“自然と共存しあって生きていくこと”は、人間に課せられた使命であり、子どもたちに唯一大人が残すことができる“美しいままの地球”という未来への保証である。・・・」と。彼は、「森を生き返らせる会」を組織しながら、建築に携わっている自分にできる精一杯のことを着実に続けています。それはまさしく「心」を育て、「人間と人間とが互いの生き様の行間を感じとって、支え合っていく生き方」であろうと感じました。
 よく父から「おまえは無限に近い多くの命から生まれた。10代さかのぼってみただけでも2,046人がおまえの命となっている。自分の命を大切にして精一杯努力して生きていくということはそういうことがわかっているかどうかだ。・・・」と言われたことを思い出します。同じ話しを石出氏がしていました。今、人を平気で傷つけたりする人間がいます。この社会の中に同じく生きる者としてとても胸が痛みます。命の大切さや互いの心を紡ぎ合うことをしっかり考えなければならない時代であると思います。いつの時代も、誰にとっても、悩みや苦しみというものは、いまにも割れそうな膨らんだ風船のように感じるものです。でも、世の中には自分よりもっと苦しくつらい境遇の中で頑張っている方がたくさんいます。皆さんの回りにも、そうした困難や障害を乗り越えて頑張っている方がたくさんいるはずです。「困ったことがあったら誰かに相談」してほしい。必ず、解決方法が見つかるはずです。見つからなくても寄り添って一緒にその苦しみを乗り越えてくれる方がいるはずです。「いたみ」や「やさしさ」は、「わかち合って」ください。

2005/12/02(金) 壁新聞によせて
 2年生が、心を込めて「西中壁新聞」を作成しました。来年から啓成中学校へ通うことになりますが、今を大切にひとつひとつをみんなで創りあげながら心の絆を確かめ合っている気がします。

2005/12/01(木) 「映画の日によせて」
 今日は「映画の日」です。「しばらく映画館の大スクリーンで映画を見ていないなー」と回想にふけりそうです。今は家庭で映画を見ることができるようになって、とっても手軽に自分だけの時間と感動を得ることができるようになりました。今の世の中、昔は予想のつかないことや悲しい出来事、想像したくないことなどいろいろなことが起こっています。メディアが発達して情報が入りやすくなったこともあるかもしれませんが、結局人間というのは常に二つの選択肢の中で生きているのかも知れません。つきつめていうなら、「人のために自分を生かしていくのか、それとも自分が人に生かされていくのか」ということでしょうか。映画の中の仮想や想像とはちがう現実がドキュメンタリータッチで描かれています。子どもたちの未来に、大人がどれだけの「人のために自分を生かしていく心のひだを」創ってあげられるかが平成17年の終わりにしっかりと考えなくてはならないのではないでしょうか。
1年の335日目を迎えました。大人一人ひとりが大いに反省をして明日へつなぎたいものです。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.