校長先生の日記
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最新の絵日記ダイジェスト
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2005/11/30(水) 「“永遠の絆を心に、力強い明日への旅立ち”の準備を!」
 いよいよ11月が終わります。記念碑もすっかり雪をかぶっています。閉校式典が終了し、西中最後の頑張りを生徒・教職員一丸となって頑張ってます。
 「開校10年記念・閉校記念式典」は、生徒の「感動的演劇:ラストゲーム・見事な閉校記念制作・力強い閉校の歌:永遠の絆」の発表で素晴らしい第1部となりました。第2部は厳粛な中にも万感極まる閉校式典となりました。演劇では全員の生徒が演技や舞台設定などに力を発揮し、暗転場面などはまるで演劇の一部であるかのように全ての行間がしっかりと描かれました。学校祭発表からさらにグレードアップした「ラストゲーム」は、ご隣席いただいた空知教育局長や北海道議会議員、芦別市長をはじめとして市議会議員、歴代校長・PTA会長、旧教職員、市内学校関係者などたくさんのご来賓、卒業生、保護者、教育委員会、地域の方々、関係者など総勢170名をこえる参加者の胸に、熱いメッセージとなって届けられました。私は感動であふれてくる涙を抑えることが出来ませんでした。校歌をあしらった閉校制作は、制作過程の解説を加えての発表でした。スポットライトに浮かび上がったステージ上の作品に大拍手!が沸き起こりました。最後には生徒全員で取り組んだ閉校の歌「永遠の絆」が暗譜で力強く合唱され、来年度からの新しい進路や学校生活に向かって力強く第1歩を踏み出す決意と未来への夢、そして西中の絆が感動の響きとなって体育館一杯に広がりました。西中が大切に育んできたものはたくさんありますが、私は生徒教職員が一緒になって「美しいものや本物に感動する心」を創り、共有してきたことがとても嬉しく思います。これからもそのことを大切に、人生をより豊かなものにしていただきたいと願います。また、関係各位におかれましては、式典並びに惜別の会へのご参加やご尽力ご支援に、心より感謝と敬意を申し上げます。ありがとうございました。11月18日には、本校と芦別中学校、赤平中学校が一堂に会し、赤中を会場に三校合唱交流会が開催されました。赤中からのリクエストで「永遠の絆」も合唱させていただきました。西中生は、閉校式典の時以上に素晴らしいハーモニーと力強さで全員がひとつになって西中生としての最後の合唱を聴かせてくれました。いつも折に触れてお話させていただいていますが、まさに私たちの生活は「ひと・もの作り」であり「共有しあう喜び」のわかちあいです。激変する次世代に生きる子どもたちに「心の豊かさ」を大切にした社会参加の仕方や能力を育み、「自分らしい生き様を追求する力と、人と支え合いながら心豊かに逞しく生き抜いていく力」を身につけさせなければなりません。学校では、感動を共有し、切磋琢磨しあう機会を多く作り、家庭や地域にあっては「自らの良さに気づく機会や体験を積極的に求め、夢や希望を向かって着実に可能性を積み上げることができる力」を育まなくてはなりません。今年度も、本校からたくさん生徒が駒沢美術展のほか、国学院や芦別市が主催する各種コンクールなどにおいて栄えある賞に輝きました。これからも大いに挑戦し続けてほしいと思います。これからの時代は「真・善・美」への感性をバランスよく磨くことがとても大切です。ご家庭でも学校生活や部活動のこと、文学、音楽、美術などを共通の話題として家族が価値観を共有することがとても意義あることであると思います。
 2学期も残りわずかとなりました。生徒の皆さんは、学習面でも生活面でも締めくくりをしっかりして、充実した活動の積み上げをさらに3学期につなげてください。
 ご家庭におかれましても、今後とも温かいご支援とご協力をお願い申し上げます。
(11月の学校便りから抜粋です)


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