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2005/01/19(水)
3学期始業式
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2005年の幕が開きました。 今、皆さんの元気な姿を見て、とてもうれしくまた安心いたしました。 冬休みの課題はきちっと計画通りにできましたか? 計画通りに進んだ人はその成果を発表する次の段階へ進み、計画通りに進めることができなかった人は、もう一度今日から新しい気持ちで残された課題に取り組んでください。戦後60年を経て、干支も6回目の新しい酉年を迎えました。今まで日本人は高度成長のもと豊かさを求めて頑張ってきました。しかし残念ながら物の豊かさに比べ、心の豊かさは欠けていたかもしれません。西中の皆さんの心の豊かさは世界にも誇れます。どうかこれからの社会を、皆さんの手で心豊かな世界にしてください。大きく飛翔することを期待いたします。夢や希望を実現する為には、ただ「こう思っている」というだけで実現に向かいません。毎日一秒一秒の着実な積み上げや努力がなければなりません。またその努力の中身には大きく二つあります。学習や目標・課題解決に向けこつこつと積み上げていく努力と、それを支える身体・体力作りへの努力です。皆さんの身体は食べ物が形を変えたものです。毎日の食事が見えない形で血となり骨となって、皆さんの様々な挑戦に応えられる体力を作ってくれます。食事のバランスを整えしっかり夢実現に向かってください。 先日、文部科学省主催「第48回日本学生科学賞」の入賞者が決定しました。中学生の部では、「岩石のモードを調べるのにエクセルを使ったコンピューターによる支援ソフト開発」が文部科学大臣賞を受賞しました。その他にも「金星の動きをコンピューターを使ってアニメーション化」したり、「モンシロチョウの不思議」「子がめはなぜ海に向かう」などについての実験・観察や結果をまとめたりする発表が各賞を受賞しました。 2学期の終業式の折りに皆さんに、「発見する喜び、理解・知る喜び、創造する喜び」について話をいたしましたね。これからの生活のいろいろな取り組みや学習・活動の中で、大いに積極的に意見を発表し表現できるよう力をつけましょう。学習時間を増やしたり(家庭学習を2〜3時間は頑張るなど)、解らないことや疑問は明日に延ばさず直ぐに先生に聞いたりするなど、解決に向けた努力を惜しまないようにしましょう。特に、3年生は残された中学校生活をさらに充実したものに、また1・2年生はこれからの西中を背負って立てるように、それぞれの目標に向かって精いっぱい頑張りましょう。
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