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2006/07/23(日)
釣り池では使えない「信州サーモン」のご紹介です。
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天候 曇り、晴れ、気温 17〜26度、水温 11度弱、水色 濁り有り、ハッチライズ ぽつぽつ・・・
昨日の放流魚含め、順調に釣れてます。というより、釣れ過ぎと言われてます。釣れても釣れなくても結局怒られてしまいます。
画像は信州サーモンですが、知ってる範囲で紹介いたします。
ご存知のように長野県水産試験場が開発した食用のトラウトです。命名は田中長野県知事がされました。 信州サーモンは種類名ではなく、ブランド名のようなものです。 ニジマス4倍体♀とブラウントラウト♂のかけ合わせの3倍体の一代雑種です。長野県水産試験場の凄いところは、ニジマスの4倍体をつくって、ブラウンの♀を性転換して♂をつくり、ブラウンのX染色体のみの精子でかけ合せたところです。世界的に認められた凄い技術のようです。 ニジマスの4倍体は、高圧状態で何かすると出来るそうです。 X染色体のみの精子なので信州サーモンはすべてが♀ということです。が、3倍体のので性成熟しないので卵を持たず、その分、身が良くなり、成長も早いということです。なんと、2年で2`オーバー可能だそうです。
しかし、長野県水産試験場のおふれで、県外での養殖、釣り池での使用、など禁止事項が多く、我々の業界としては頭が痛い状態です。早く釣り池に開放してもらえないかなぁ〜。
ちなみに 昨年約10万尾、今年約20万尾が、水産試験場から養魚業者に出荷されてます。
画像は、釣り用ではなく、燻製、刺身の試食用で仕入れました。 (放流用ではありません。あしからず・・・)
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