着道楽日記
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2006/01/11(水) 博士の愛した数式。
映画館で予告を何度か見ていて、気になっていた映画、「博士の愛した数式」の試写会に行ってきた。
1月5日までの締め切りで募集を行っていて、昨日当選のはがきが届いたのよ。
2名まで入れたんだけど、平日の日中に急に誰かを誘えるはずもなく、いつものようにひとりで行くことに。

なんと、上映後に主演の寺尾聰さんの舞台挨拶もあるということで、こりゃ仕事休んででも行く価値アリでしょ。
2時間早退していつも映画を観にいく109シネマズ富谷にGO!

交通事故により記憶が80分しか続かない天才数学者の博士と、その家政婦と息子の交流。そして博士の義姉の存在。
物語は淡々と、特別に大きな出来事があるわけでもなく進んでいく。
80分しか記憶が続かないゆえに、博士は1日1日を昨日からの連続では無く、全く新しいものとして生きている。
それはとても切ない現実だけど、私たちにだって同じ日は二度とやってこないんだ。
そんなことをしみじみと感じたな。
寺尾聰演じる博士の優しい声のトーンや佇まいが胸にじんわりと染み込むように暖かく、いつの間にか静かな涙が溢れたりした。
派手さはないけれど、人と人とのつながりっていいなあ、と思える素敵な映画だった。
癒されたよ。
ちょっと心に疲れを感じているようなときに観たら良いかもしれない。
そして、大の数学嫌いだった私は、博士みたいな人に数学を教えてもらえたら、少しは数学が好きになれたのかもしらないなあなんて思ったりもした。
今まで毛嫌いしていた数字が、ちょっといとおしいものに思えたよ。

舞台挨拶は、本当に間近で観る事が出来た★
寺尾聰さんだけじゃなく、小泉監督もいらっしゃって。
この映画について、二人とも、静かなんだけど、ほとばしるような愛情を内に秘めている感じ。
本当に丁寧に愛を持って作ったっていうことを、画面からも感じたし、話の端々からも感じた。
寺尾聰さんは、博士の印象そのままの、包み込むような優しい声のトーンが本当に心地よくて、改めて素敵な俳優さんだなあって思った。
なんか、映画好きの少年がそのまま大人になった感じがしたよ。

家政婦役の深津絵里も凄く良かったし、ホントに素敵な映画だった。
また観にいこうかな。
ホントお薦めです♪


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