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2005/06/09(木)
アルバム。
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おじいちゃんちでフト、気になったアルバムを手に取ったら、潜友会の写真や資料をまとめたものだった。
よく回天関係の本などに載っているのと同じ写真が収められていた。それ以外にも、潜水艦の上に何人もの乗組員たちが座っている写真なんかは、今まで本の中で見たことも無いもの。
もしかしておじいちゃんも写っているのかな？
なんて見てみたけど、よくわからなかった。
ひとり、ちょっと似てるかな…なんて人はいたけど。
どうかな。
潜友会の集合写真。スナップ写真。昔のものから今に近いものまで。
潜友たちと語らい、肩を組み、歌い、そんなおじいちゃんの姿。
でも私が打ちひしがれたのはそんな写真に、子供や、孫と思われる人たちの姿が映っていること。
全然知らなかったなあ。
もっと前に興味を持っていたら連れて行ってくれてたのかもしれない、という思いがまた沸々と。
んー、でも今年はおじいちゃんの代わりに行くんだもん。
それで我慢しなくちゃね。
艦内の回天神社に回天搭乗員たちが轟沈祈願のために捧げたという札？を写したと思われるものがあって、それが悲しい。
空母轟沈。戦艦轟沈。
でも、そんな彼らの望みは殆どかなえられはしなかったことが悲しい。
もし心願成就し、空母や戦艦に体当たりを果たしていたのならば、まだ良かったと思う。
実際は空母や戦艦などを轟沈できた者など…いなかったのだから。
なんて残酷な真実。
さぞ無念だったろうな…
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