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2005/06/20(月)
靖国神社。
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今私の一番いきたい場所は靖国神社。 おじいちゃんの弟、私の大叔父さんの御霊が眠っているはずの場所。 勿論私が生まれるずっと前に亡くなっている人だし、今までは正直いって殆どあまり考えたことの無い存在の人だった。
だけどひいおじいちゃんがなくなって、おじいちゃんの兄弟もみんなだんだん年をとっていく。 お母さんや叔父さんたちが生まれる前に亡くなっている人だから、そんなに思いいれもないだろうし、このままだと段々忘れ去られてしまう人なのだ。 だから私は、自分だけでもちゃんと忘れずにいたいな、と思う。 そしてもしできることなら、自分に子供が出来たとき、おじいちゃんのことや大叔父さんのことを話してきかせて、私が亡くなった後もそのことを覚えていてくれたらいいなって思う。 ちゃんとした法要なんてできないかもしれないけど、忘れないで時々思い出すことが私なりの供養だと思っている。 いつでも、存在を近くに感じていること。 でも、まずは靖国神社には行ってこなくちゃならないな、と思う。 色んなことをもっと知るためにも。
首相の靖国神社参拝問題がまた問題になっていて、昨日叔父さんとその話になり、私はどう思うか聞かれた。 正直、おじいちゃんがなくなって戦争のことを色々と深く考えるようになる前は、周りの国と問題を起こしてまで公式に参拝する必要なんて無いのにな、何で公式に行かなくちゃいけないんだろうな、なんて思っていた。 今も、公式参拝をどう思う?と聞かれたら、正直、「公式」には行かなくてもいいんじゃないかなって思ってしまう。 戦没者の遺族の方や、戦争に行った方たちの中には今も公式参拝を強く希望している人たちがいて、その人たちの気持ちを考えると、本当に難しいな・・・とは思う。 だけど本当は、首相が公式に参拝することよりも、もっと大事なことがあるような気がする。 首相ひとりが公式に参拝するよりも、もっと沢山の日本人が戦争の真実を知れるような機会を沢山つくることの方が、大事なんじゃないのかな? 日本のために戦争で亡くなった人たちは、きっと自分たちの祭られている神社の問題で、日本が周りの国との関係を悪化させることなど望んではいないと思うのは、素人考えなのかな・・・
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