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2005/06/14(火)
運命。
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久しぶりにHPの更新ができたー。 約2ヶ月、更新してなかったんだなあ。 そんな余裕なかったもんなあ。 一応日記だけは毎日更新を心がけてはいたのだけど、 それくらいしか出来ない状態だった。 まだちょっとね、やらなくちゃいけないこともあるし、頻繁に更新したりは難しいかもしれないけどね。 できる範囲で少しずつ、やっていこうと思う。
今日もおじいちゃんちの倉庫を探索した。 そしたら、潜友会関係の資料がまとまって入ったダンボールを発見。 その中に、おじいちゃんが潜友会の会報か何かに寄稿したと思われる原稿を見つけた。 おじいちゃんの乗っていた伊47潜の隣りに同じ作戦に出撃する伊48潜が泊まっており、出撃の前日、本当に偶然にその伊48潜に弟が乗っていることが分かり、久しぶりの再会にその晩は二人で午前3時まで飲み明かし、語り合い、再会を約束して別れたという。 しかし、伊48潜は出撃後、そのまま戻ることは無かった。 帰投途中の豊後水道で伊48潜が作戦不成功との情報を得て、全く痛恨の出来事であった、と書かれていた。 再会したときに、一葉の写真を貰ったと書かれていて、多分、それが遺影になったのだと思う。 仏壇のところにある遺影の写真は、水兵の制服姿だから。
不思議な運命のめぐり合わせ。 おじいちゃんの弟は、おじいちゃんより一年早く入団し、その後音信不通となっていたという。 それが、出撃前日に全くの偶然により再会することができた。 なのに、再会の喜びもつかの間、伊48潜はその処女航海でウルシーの海へと消えた…
もし、沈没していたのが48潜ではなく、47潜だったら? …今私は生まれてはいない。 同じ作戦で出撃したのだから、リスクは同じだった筈。 運命の不思議さを思う。
再会した二人は、その晩何を語り合ったのだろう。 亡くなったことを知ったとき、おじいちゃんは一体どう思ったのだろう。 …今は天国で、再会の約束を果たしているのだといいな。
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