着道楽日記
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2005/11/09(水) 春の雪。
movix利府がレディスデーだったので、エステの後に行ってきた。

時代は大正初期。
この頃の和と洋が混ざった雰囲気はとっても私好み。
竹内結子演じる聡子は伯爵家のお姫様。
洋装も和装も素敵だった〜
お部屋の感じも素敵。
ベッドがあったり、洋風なんだけど窓には障子だったり。
窓ガラスにはちゃんと昔の硝子が使われてたよ。
大正の頃だけあって、刺繍の豪華な半襟をあわせていたり、長襦袢に艶やかな柄物を使っていたり、昔キモノ好きにはたまらん着こなしが数多く見られるため、それを目当てに見ても楽しめるハズ。

後はやっぱり、原作が三島由紀夫だけあって、言葉づかいがいちいち美しかった。
お話的には、まあ、何となく先が読めるかな・・・って感じもありつつ。
妻夫木くん演じる清顕が子供だったゆえの悲恋って感じかな?
お金持ちの侯爵家に生まれ、何不自由なく欲しいものもすべて当たり前に手に入れることができる環境だったからこそ、今まで自分のものだと思っていたものが取り上げられて、見境がなくなっちゃったんだよね。
手に入れられないからこそ、余計に欲しくなるし、焦がれてしまうものよね。うむ。

原作は未読なので、これから読みたいなー。
勿論、「豊穣の海」を全部!


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