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2004/02/02(月)
香華。
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ぷりんさんにお借りしていた本を、やっと読み終えました。 ずっとお借りしたまま、なかなか腰を据えて読むことができなかったのを、昨日の夜から読み始め、今日仕事から帰ってからまた読んで、あとは最後まで一気に。 読み始めると他のことが手につかない位集中してしまうので、読み始めてしまえば早いのはわかっているのだけど、さて、読むぞ!となるまでが長いです、最近。 特に長編はね。
…ってことで久々に読んだ長編小説。 なんというか…正直、ちょっと読んだ後にやるせないような切ないような気持ちになった。 やっぱりねー。 単純だとは思うんだけど、できるなら主人公には幸せになって欲しい人なので(苦笑) まじめに一生懸命頑張っても、周りの人の身勝手さで幸せから遠のいていってしまう…ってのが、現実的なことだとしても、なんかねえ。 正直者はバカを見る…みたいなのって切ないなあと。
しかし、出てくる着物の描写とかはすっごく素敵で、どんなのか想像するのはとても楽しかった。 遊郭とか、芸者の世界なんかも色鮮やかに表現されていて。 時代風景とかもね。 キモノ好きさんだったらきっとそういう部分でとても楽しめます。 物語り的にも世界にぐいぐいひき込むような力があるしね。 ぷりんさん、貸してくださって有難うございました♪
さて、次はこの前買ってきた「新選組血風録」と、「壬生義士伝」を読まねば…(汗)
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