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2005/02/07(月) 長編について本気出して考えてみた。
長編。
夏沢の長編の定義は、まずは長い事。
当たり前だろと言われそうですが、長さの基準はひとそれぞれだと思いますので、ここで論じるのは止めておきます。
そして読み物として何らかのテーマが貫かれていることくらいです。

長編は実際書いてみると、かなりの忍耐力と持続力が要求される作業です。
つまりは全編を同じテンションで書き続けられるか、です。連載が長期になるほどこれが難しい。
連載期間が長いと次に書こうと暖めていたネタがなんか駄目になったりとかもあります…
そして最大の欠点は、効率が悪い、の一点に尽きます。誰だって新しいものを数多く見たいですから。
一本の長い話。それを細切れで少しづつ見せているわけですし、更新期間もそれなりに必要です。
更に長編には展開の緩急がありますから、(話が)遅々として進まないことがあります。
回によって反応あったり無かったり。初めの頃はこれで大いに迷いました。今でも時々迷います。

じゃあ、なんで私は長編書いているんでしょうね?(笑)
ひとつは短編向きの文じゃないと思うから。そして短編では起承転結がド下手だから。
長編だったら思う表現を存分に入れられるから。場面の描写をしつこく書けるから。
私は地図を見るのが昔から大好きで、地図からその場所の風景等を想像して(空想して)ひとり楽しんでいたのです。
その所為か、物語の舞台となる街並みや風景を頭の中でかなり詳細に作ってしまいます。
長編を書くことでその世界を存在させたいのですね、きっと。
な訳で、今後も効率の悪い長編中心でいくと思います(笑)

昨日も↓書きましたが、現在考えている世界を予告として出しました。
予定としては6本有ります。文のヘタレは本人が一番承知しております。
それでも、コイツにあのネタだけは存分に書かせてやってくださいね。

(…どこが本気出して考えたんだ?)


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