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2004/04/09(金) apology
作品というのは作られるものではなく生まれてくるものだと思っている。作品を暖かい目で見守り、育て、何度も足を運んで下さるファンがいることを我々は感謝しなければならない。しかし見たいと思ってた人から制作とのトラブルで見れなかった、残念という声が聞こえてくるのは一体どういうことなのだろうか。芸術の生産と消費が同時に同じ場所(theater)でおこなわれる演劇において決してあってはならないことだ。役者を含めて制作サイドは一体自分たちは何を生みだそうとしているのか、そこにはどんな意味があるのか良く考えることが必要だ。

僕には護りたいものがある、守りたい人がいる。それをなくしてまで役者という状態を続けるつもりはない。


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