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2004年3月

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最新の絵日記ダイジェスト

2005/01/21		back to you
2004/12/25		christmas day!
2004/12/24		love is part of me
2004/12/23		matreshka
2004/12/22		my wife

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	2004/03/16(火) ignorance

僕は人の心に明りが灯る瞬間を見るのが大好き。その世界にみんなを招き入れることがね。そして僕が物語を読むのは、今まで自分が知らなかったことを見つけた時の驚きと喜びがあるからなんだ。感動がいちばん楽しい。僕は世の中の全てを知りたいとは思わない。無知の発見の喜びこそ役者冥利に尽きる。

	2004/03/15(月) 高村ゆず子（i was born on feb 27）

きのう奇跡という題を付けてメッセージを書きました。それはこの良い虫の知らせだったのですね。
ゆず子は３８億年の昔からのメッセージ（遺伝情報）を持って生まれました。その時間の重さを感じると共に、命とは全く尊いものなのですね。生命が地球に誕生してから３８億年あまり、細胞は分裂を続けています。こうしている今現在もです。我々多細胞生物は、それぞれの細胞に寿命があります。（生殖細胞だけ、細菌のような機構がありますが）年を取ると細胞の中のDNAは傷つき、うつしまちがいが出てきます。次の世代にこのDNAを使うと遠い将来、人類は異常なDNAがいっぱいたまってしまいます。人類滅亡の危機に瀕します。
ゆず子は生まれるべくして生まれてきたのです。そしておじいちゃんやおばあちゃん、ちちやぼくも、人類という集団を健康に保つために死ぬのです。人は生まれ、死ぬのです。全てに意味があるのです。
しげさん、りえちん、おめでとうございます！東京に戻ったら必ず会いに行きますからね。ゆず子の幸を心から祈ってます。

	2004/03/14(日) a miracle

いのちの一番大切な性質は、自分と同じものをつくれるということ。僕たちは３８００００００００年かけてつくられたものです。この出会いを大切にしよう。出会いは、この長い生命の歴史の中で、おなじ時におなじ場所にいたという奇跡です。

	2004/03/13(土) ４８

座長、お誕生日おめでとうございます。僕の父は４７歳の時に亡くなりました。やす丸さんのような素敵な４８歳を迎えることがこれからの僕の目標であり、座長と同じ舞台に立てたことを今は幸せに思っています。楽日まで、何があっても付いて行きます！

	2004/03/12(金) when the night comes

just you and me

	2004/03/11(木) in the beginning was ……

星があった。光があった。
空があり、深い闇があった。
終わりなきものがあった。
水、そして、岩があり、
見えないもの、大気があった。

雲の下に、緑の樹があった。
樹の下に、息するものらがいた。
息するものらは、心をもち、
生きるものは死ぬことを知った。
一滴の涙から、ことばがそだった。

こうして、われわれの物語がそだった。
土とともに。微生物とともに。
人間とは何だろうかという問いとともに。
沈黙があった。
宇宙のすみっこに。
（長田弘）

	2004/03/10(水) the door

人間は「小屋」を建て、そこに扉をつけることによって「内」と「外」の区別をもつ。しかし扉は内と外の絶対的遮断を意味しない。それは「壁」ではないのだ。しかも扉の本質は内から外そして外から内へという双方向の自由な往来にあるのではない。内から外への方向性、これこそが扉というものの本質を表現している。つまり、いったん小屋を作って（つまり壁を作って）内と外を区別し自分の空間を確保した人間が、おそるおそる外的世界へと一歩踏み出すための外界へ開かれる可能性のある境界、これが「扉」なのだ。（ゲオルク・ジンメル）

	2004/03/09(火) a constellation

星も、人間も、それぞれの位置を必ず持っている。

	2004/03/08(月) start again

追い求めよう。新しい何かを。今まで見たこともない夢をみるんだ。

	2004/03/07(日) flow

なぎなたの大会を見学する。彼女達を見習いたまえ。演技はさながらタンゴを踊るかの如く自然体であり、試合は行間を読み取る選手達の姿勢と迫力に圧倒された。僕は分かってない、何も分かってない、分かったフリをしてるだけ。

	2004/03/06(土) progress

創意工夫が足りない。イメージと結果のギャップを埋めるにはハードワークしかない。焦らずに準備を怠らないこと。「現状にしがみつく人間に明日はない」（Ｒ・ケネディ）

	2004/03/05(金) japanese lacquer

気温、湿度、雨、風、雪、地質、塗り重ね、いくつもの工程を経て光り輝く色がある。

	2004/03/04(木) clear and master

あなたを奪う同じ勇気でさよならを告げるわふたりをあきらめることが私の愛（吉元由美）

	2004/03/03(水) weifse wolken

私は、この白き者たち、不安定な者たちを、太陽や、海、それに風と同じように、愛している。なぜなら、それらは、故郷をもたない者の姉妹(きょうだい)であり天使であるのだから。（ヘルマン・ヘッセ、白い雲より）

	2004/03/02(火) specialisation

人間圏のあらゆる共同体（国家や民族、宗教団体、企業、学校、家族…）がいつ、いかにして分化したかを知ること。そして新たにどのようにして形成されるか、を語ることがそのまま生命の未来につながる。

3月絵日記の続き