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2005/10/12(水)
なんなんでしょうね。
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ハンタ巻頭カラーまであと５日！！！！
今日は特に何もなかったんですが、午後の実習が時間かかりました。
ちょっと暗い話になってしまうんでスルーしたい人は今日の薮日記は読まなくていいです。
今日はハツカネズミを使って薬物の実験。
鎮静剤やら鎮痛剤などを注射して効果を確かめます。
ネズミは学校で大量に飼育されてる実験用のハツカネズミです。
(実験動物にはラットやビーグルもいますが)
その中で痙攣をおこす２つ薬物を投与して比較するものがありまして。
その薬を投与すると痙攣してネズミが死んでしまうんです。
つまり、何が言いたいかというと
私達はこの実験でネズミを殺してしまうんです。
私はそれを聞く前に、ゲージの中から１匹ネズミを連れてきました。
このネズミが実験で死んでしまうと知った瞬間、何でこの子を連れてきてしまったんだろうと思いました。
私が今連れてこなかったら、この子はもうちょっと長く生きていられたじゃないかと。
だからといって他のネズミに代えたとしても話は同じ。どうしようもない。
「選んじゃってごめんな」って何回も言いました。
結局私達の班は投与量が少なすぎて実験は失敗して、死ななかったんですが、
他の班はちゃんと実験を成功させていました。
そもそもこのネズミ達が実験動物として繁殖させられたネズミ達。
最初から実験で殺されてしまうということもわかってる。
でもそれなら実験動物というのは何のために生まれてきたのか？殺されるため？
そうじゃない。本当なら生きていたいはずなんだ。
ネズミ達の命と引き換えに私は知識と経験を養う。
だからといって私達にこのネズミの命を奪う権利なんて本当は無いのに。
なんて色々なことを考えさせられる実験でした。
今までの医学の進歩だって、こういう犠牲があってこそなわけで。
この犠牲のお陰で不治の病だった病気の治療方法が判明して、
その病気で苦しんでいた何人もの命が救われることだってある。
わかってはいるけど命を犠牲にするのは辛い・・・。
きっと命を奪う側も辛い気持ちでいっぱいだったはずだし。
こういう命と引き換えに医学は進歩していったんだろうなぁ・・・。
こういうのってどっちが正しいなんて無いですよね・・・。
私だって虫を踏みつけたり殺したり、牛肉や豚肉や卵を食べる。
これだって考えたら動物を殺してるんだから。
でも私は自己中だから、自分の都合のいい時だけ生き物の死を悲しみ、
自分にとって都合の悪い虫を潰して殺しても何とも思わない。
結局何も言えないんだよな。
生き物って何かの犠牲の上で生きてるんだよな。
私達はこのネズミ達の犠牲と引き換えに得た情報と経験を元に、もっと多くの動物を救うんだ。
なんかわけ解らんことをダラダラ語ってすいません(汗)
ほんと矛盾だらけですよ。私(人間)の人生なんて。
うおっ！もうAM１：３０になってる！！！
今日はこれで失礼します。
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