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2004/11/01(月)
介護実習一日目
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5時半に起きて出発!! がんばるぞっ(>_<)
介護体験は二回目だしっ! …という妙な余裕は養護学校に到着後、一時間以内に崩れ去った。
前回の介護体験で接した方達よりも重度な子供達がいて、どうして良いのか分からなくて本当に困った。多分それはコミュニケーションがほとんど取れない重度の子供である事、私より年が下である事、目にするのも初めての器具や装置が沢山あった事…それが大きな理由だと思う。 頭でその状況は分かったけど、気持ち的に理解するには途方もない条件に感じた。
例えば、ノドに開いている直径2センチ程の食道と直通の穴。 これは、もどした時に、もどした物が気管に詰まらないようにする為に開けられた穴で、むせた時は食べた物がここから出るようになっている。昼御飯を並んで食べたけど、何度もむせながら食べているの光景を見ていた時、不思議な気分になった。
「カレとわたし なぜ違うの?」
昔「なぜ」には2種類あると教えてくれた先生がいた。 一つは直接的な理由の「なぜ」。もう一つは、それを越えた「なぜ」。 先生は母親がガンで死んだ時、「なぜ」死んだのか理解が出来なかったと話した。もし「ガンだったから。」という答えに満足するなら前者の「なぜ」だろう。でも先生は納得出来なかった。 「どうして死んだのか?ガン?そんな事が聞きたいんじゃない。」
私の「なぜ」はちょうど後者に当たると思う。
実習は明日で終わってしまう。 手掛りでも掴めたら…と思いながら明日を待つ事にする。
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