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2004/11/17(水)
怒りと悲しみの稽古
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新人の稽古で『朝に死す』の台詞の稽古。 この台詞を含む全6課題を全てクリアすると劇団員に昇格できる。ビジターで稽古に来ている男の子が今その課題に取り組んでいる。もちろん私もこれをクリアし、後輩たちもこれに取り組んできている。今まで何人もの『朝に死す』を見てきた。
ここ数年思うことは、演技っていうのはそんなに格好良いものじゃないってこと。 人としての汚い、弱い、いわば格好悪い部分も全てさらけ出さないといけない。でもそういう部分が、実は皆「見たい」んだってこと。本気で怒って、涙を流している姿は、見たいし感動したりもするんだな。
さて、今日は私も挑戦した。 台詞は忘れていた。。。しかし怒りや悲しみの感情が台詞を喋るにつれて蘇ってきた。 一度感じた感覚というのは身体のどこかに残っているもんなんだな。
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