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2006/03/20(月)
入院
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救急車を呼ぼうかどうしようか迷いながら土日が過ぎました。 父は固形物だけでなく水分もほとんど摂れなくなってきたのでもう病院に行かなければなりません。 月曜の朝になったら連れて行こうとおもっていたのですが水分補給が少なくなったためか一晩で急に症状が悪くなり結局救急車を呼んで病院に行きました。 救急でいっても平日なので救急センターではなく通常の一般内科 に運ばれました。朝9時、まだすいています。 でも一時間もするとどんどん混んできました。ただでさえ月曜は混むのに明日は祭日なので尚更なのでしょうか? 待合室は満員です。きっと一時間以上待たされたのでしょう、車椅子の老人を連れた人が具合が悪くなったのでベッドで休ませて欲しいと看護婦さんに申し出ていました。 すると看護婦さんは「いつも内科2ですよね。こちらにこられても困るんですよ、内科2に行ってください」と迷惑そうな顔でけんもほろろ。 「でも今日は予約をしていなくて・・・」「とにかくベッドも空いていませんから向こうで相談してください」 う〜ん、別に間違ったことを言ってるわけではないんだけど口調がきつい!顔も恐い! 2時間ほどして病室によばれ父のそばに行くと酸素や点滴をしているがあまり楽になっている様子ではない。 しきりに口の渇きを訴えるのでガーゼでぬらして欲しいと頼もうか?と父に聞くとさっき頼んだのにまだ来ないという。 「あの人に頼んだ」と指差す先にさっきの看護婦さん。 「口をぬらしたいんですけど」「あ、忘れてた、ごめんごめん」 ・・・・忙しいんでしょうけどね ところがしばらくしてもやってくれない。もう他のことをしているのです。 通りかかったほかの看護婦さんに頼んでガーゼをぬらしてきてもらいましたがさっきの看護婦さんはもうしらんぷりです。 忘れたからといって大事にはならないことだけど待っている身になってほしい。ぐっとこらえてきましたがこういうときは一言注意ぐらい言ったほうがよかったのかもしれないな。
お昼になり入院が決まり私は仕度のために一旦帰宅 準備をして病院に戻り、今度は主治医の説明があるから少し待っていてくださいと言われ、5時になってようやく説明がありました。 病院とは待つところ。 病棟の看護婦さんは優しく感じの良い人ばかりでちょっと安心しました。 10分置きに「タンをとって」とか「向きをかえて」という人を相手に優しくするって大変な仕事です。 でも看護婦さんの仕事って能力より心だと思った一日なのでした。
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