|
2005/08/07(日)
素敵なコンサート
|
|
|
マンドリン連盟というものに入っている為、時折全く知らないところから演奏会の案内などが届きます。 ある関西の高校のマンドリンクラブが東京公演をするという案内があったのですが、それに向けて自分たちの演奏CDを希望者に配布しますという話があり、何かの参考になればと思いCDの送付を希望しました。無料だし(^^ゞ 到着したCDを聞いてびっくり。とても上手いのです。 一般に出回っていないクラシックの編曲物もありとても弾きつけられた私。 どうやら指導者か関係者の編曲らしい、と思った私はずうずうしくも楽譜を譲っていただくことが可能でしょうか?と手紙を出したのでした。 楽譜って財産なんですよね。 発掘してくるのも苦労だし、編曲したものを簡単にいただけるとは思ってはいませんでしたし、簡単に「譲って」と口にすることも考え物でした。 断られて当然、のつもりでした。 ところがこの編曲者の先生、即宅急便でスコアとパート譜を送って下さったんです。 なんという心の広い方! これは演奏会にはなんとしても行かねばならぬ!ということで本日出かけてきました。
初々しい!東京の高校生と違ってなんて可愛いんでしょう。 膝寸のスカート、染めていない髪。まずは見た目で感激。高校生はこの方がずっと可愛い。 そして演奏の技術、表現力、素直さ。すべてに感激しました。 マンドリンってヴァイオリンと違って幼いころからやってる人なんてほとんどいません。 私は高校からですが最も多いのが大学からじゃないかな? 今日の高校生たちは中学から始めているのだけど一番吸収力のある時期にみっちり練習するとこんなにも上手くなるものなんだなあ。尤も良い指導者に恵まれてこそ、ですが。 基礎の奏法が統一されていることもあり合奏力が一段と増す。 社会人団体とはそこが全然ちがう。
以前高校生の和太鼓を聴いたときも感動でしたがやはり高校生っていうのはなにか特別な良さがあるのでしょうか? 高校野球だってそうだしね。 ただ、充実の高校生活で燃え尽きてしまって卒業後も続けて活動する子はほんのわずかなのはもったいない。 是非何かの形で続けてほしいものです。
自己満足でなく聞いた人が心から「良かった」と思える演奏会。 「いい音楽をありがとう」といいたくなる演奏が出来たらいいな。 高校生にはなれないけれど、おばちゃんはおばちゃんなりに〜。
ちなみにテレビの「今会いに行きます」の中でもマンドリンの曲が流れます。ドラマには結構使われることの多い楽器です。
|
|
|