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2010/09/18(土)
しんたろう
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ただいま、東京公演本格稽古開始まで自主練期間中です。
そんなわけで、いきなり稽古場日記書いちゃう「慎の字」であります。
稽古場、いい感じに涼しくまさに絶好の稽古場になってます。
そんな粋でイナセな稽古場で行われたこと。
その壱『風のように去りぬ稽古』 6場のラストでみんな一緒にはけるところです。足の動きを合わせて、はける時はそれこそ風のようにスパーッとはける。はけること風の如しとはまさにこのこと! 感覚的には溜めて溜めて溜めぇぇぇて去るっ!みたいな感じです。 しかし、それを意識しても簡単にいくものではありません。 言うはやすし、行うはきよしやでしかしぃ〜……じゃなくて難しでした。(昭和のネタ) とにかく溜めが難しいし、今度は姿勢も崩れてくるし……要修行です。
そして、やったことその弐『笑顔の社会の壁』 はい、花丸社員ぽかーんですね。 なぜか、『花丸健康飲料業界でナンバーワンになってみんな大はしゃぎ』的な設定でレッツダンシングする流れに。 とはいえ、これは大成功。ダンス中に素晴らしいことが起こったのであります。 新たな勇者伝説の幕開けです。 曲が始まり、みなさん各々のハイテンションで立ち位置へ。 そしてダンスが始まった瞬間!
ゴッ
何やら、下手側からものすごい『圧』が
「なっ、なんだこのプレッシャーは!?」
笑顔のまま目だけを動かす俺! 視界に彗星のごとく入ってくる赤い影! あれはいったい誰だ!
『山下だァァァッ!』
そんなわけで我らが山下がそれは凄まじいオーラを出して踊っているではありませんか。 まさに『身体で笑っている』というやつです。
表情然り、腕の振り然り、ポージング然り。 とにかくもう喜喜喜喜。喜怒哀楽じゃなくて喜喜喜喜です。
人間にはそれぞれピッタリな『気』があるとのことですが、彼にピッタリな『気』は間違いなく『喜』です。
喜……山下らしい『気』であります。 ちなみに「大好き」じゃなくてここで出しちゃうあたりもまた山下らしい。(もちろん「大好き」の『喜』っぷりも凄まじいけど)
とはいえ、ここで自分が書いた『ゴッ』ってプレッシャーですがね。 これって、自分がいい芝居や映画なんかを観たときに感じるものと全く同じなんです。 こう、心臓が大きく一回高鳴るみたいな感じ。
ドシロートの自分が言うのも忍びないですが、この稽古で山下は確かに『持ってる』と感じました。
…… ………… ………………ぬぁあ! ぃよおおおし!俺も一発がんばるぜぃ!ただ立っているだけでも『ゴッ』って出せるようになる!
全力全開絶好調!
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