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2010/08/07(土)
中川 靖子
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外はさんろく祭りクライマックス『烈夏』! 我ら、ブレス役者陣は…………… 地下稽古場で、祭りに負けじとこちらも『烈火』のごとく自主稽古!
今回の芝居の中心となる、アンサンブル稽古でした。 ミュージカル初挑戦の新人さん達にとっては、アンサンブルの重要性を理解するのは難しいのかもしれないですね。 セリフに気持ちを込める作業は当たり前にやるのに、人のセリフに対してのリアクションは、どこか気持ちがお留守になる。なぜなんでしょうか? 集中していないから? 迷っているから? 人のことは、関係ないと思っているから?
舞台は、その板の上にいる役者全員で、1つのものを創り出さなければいけないもので、けっして「一人芝居の集団」であってはならないと思います。相手の言葉や動きで「はっ!」と気づき、心が動かされ、体が反応する。 日常生活では、ごく当たり前のことなのに、難しいですねぇ。
でも、それをしなければ一番大事な「お客様の心を動かす」ことは、到底無理!まずは、まわりをよく見て、まわりの声に耳を傾けて、感じられる土台(心)を創ること。 内にこもった芝居は、共演者だけでなく、お客様の気持ちもどんどん遠ざけていきます。
お客様が、芝居に集中して食いついてきたときの快感を、みんなで味わいたいですね。 「まだ間に合う、まだ間に合う、まだ、十分間に合うさ♪」
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