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2010/07/13(火)
梅津 亮
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本日はメインキャラクターが中心のシーンの稽古でした。
ブレスでは、アンサンブルなど大勢が出るシーンはまず先に大雑把に動きや立ち位置を決めていきます。 しかし本日は人数が少ないシーンでしたので、感情に伴った動きが求められる稽古になりました。 台本を読みながらも、きちんと感情も入れて動かねばならないのでなかなか難しいものです。 自分では感情を入れているつもりでも、演出にはまったく伝わらなかったり・・・。
この『つもり』が恐いのです。
感情を入れている『つもり』。 それに気付かなければ、役者の怠慢というか・・・自己満足で終わってしまいます。 それに気付かなければ、「私は一生懸命がんばっているのに、なぜ演出はわかってくれないのだ!」という、勘違いな葛藤が起こってしまいます。 難しいですよね。
本の内容も、演出と役者で解釈が違ってしまうとまったく別の表現がぶつかり合うことになり、ややこしいことになります。 しっかり本を読んで、内容や伝えたいメッセージを読み取ることも大切です。 私もまだまだ『つもり』段階の自己満足演技をしてしまっているかなと感じていますので、それを脱却するのが今の目標です。
日々努力、日々勉強、日々反省です。
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