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2010/10/13(水)
中川 靖子
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「シュッ、シュッ、シュッ、シュッ」
最近、私が稽古場で歌よりもセリフよりも発している音です。
「乾燥退散・・・乾燥退散・・・」 と念じながら、ダイソー霧吹きで水を撒き散らす。
そう・・・
『妖怪・水掛ばばぁ』です。
激しいダンスのあとに「シュッ」
美しい歌声の後に「シュッ」
演出家の指導の合間に「シュッ」
とにかく隙を狙っては「シュッ」
本番まで残りわずかなこの時期。 とにかく体調管理が必須! 一人も風邪なんか脱落者を出すものか! と考えた結果が・・・
そんな貧相な行為になってしまったのです(笑)
しかし最近、そんな『水掛ばばぁ』の後ろを小走りでついてくる『こっこ達』がたくさんいるのです。 水分欲しさに、まるで小鳥のように口をパクパクさせながら。
私の中にもわずかにあったらしき「母心」がちょびっとくすぐられています(笑)
本番まで本当にあと少し!
演出家の指導に熱が入るのも当たり前! 熱い指導に色んな思いも生まれると思います。
「また言われた・・・」ではないのです。
「言ってもらえた!」のです。
役者は、演出家から要求されなくなったら終わりです。
100%出来ても、200%を期待され要求される役者になりたいですね!
さぁ、明日もがんばるぞ!!!
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