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2005/07/04(月)
心に響く
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泣き言を垂れたい時はbluesに限る。 「俺ってなんて哀れなんだろう」って思った時はbluesに限る。
心に染み入る、男の優しさ。 酒と音楽とダメ男の泣き言が織り成す優しさ。
「もうダメだ」なんて言葉、ひゅーい君以外に言いたく無いし、「傷の嘗め合はしない」って決めたから色々相談された後に「いや、俺もさ…」なんて言いたく無いし。
街を歩き次の角を曲がればもしかしたらハニーとばったり…なんて思い、そんな時うつむいてたら気付かないからずっと上を向いて歩きたいし。上を向けば涙はこぼれないって、イイ歌詞だけど実際こぼれるから、これが俺なりの「上を向いて歩こう」か。
先日、bulesが流れるバーで一人で呑んでる時に出会った50代の男が言ってた。スコッチが入ったロックグラス片手に「これで酒を断つんだ」って。5分後、それを飲み干した男はまた「シーバス・リーガル」を注文した。「やめるんじゃ無かったの?」って僕の問いに「まぁ、いいだろ」って答えた。詳しくは話してくれなかったけど、多分何かあったんだろうな。
「ダメ男」になってみたかったんだろ。 そんな彼は、流れるbluesに真剣に耳を傾けていた。
「ダメ男」に優しく染み入る音色とリリックに浸っていたんだ。
僕は人生に対して悲観的になりたくは無いが、いつだって孤独は僕と幸せの間に割って入り込む。 朝、100%の期待を胸に街に出ても帰ってくりゃ1%しか無くなってたりする。
そんな夜は思いっきりダメ男になって優しい音楽に身を委ねりゃイイ。
いつの間にか浅い眠りについて、朝を迎える。
新しい朝。 復活した100%の期待。プラスチックみたいなニセモノでは無く、カップラーメンの要に即席では無い本当の期待。
hope。
だからやっていけるんだ。
完璧な人間でもねーし、アイアンマンでも無いから分かってる。
ヘコタレるってばよ。
また明日、一発かましたろか!
いい夢みれますように、おやすみ。
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