KENNETH KINGDOM
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2005/05/26(木) 深夜のカフェ
って言うのには不思議な力がある。
上京してそれを知った。
飲む仲間がいない時、一人で飲みたく無い時、「自分は孤独だ」と思ってしまいそうな時、ひどく淋しく心細い時、こうして深夜にあてもなく訪れる。

店内にはやたら希望だとか夢だとか並べた歌が流れるがそれより、自殺志願者のHPの方が断然僕の心を打つ、そんな気分だ。
どこにでもある店、混んでなくで、窓から外の様子が伺える席に腰を下ろし注文したものを待ち、店員が営業スマイルと共に運んできたそれをゆっくりと咀嚼し何も考えず家路を急ぐ人々を眺める。
コーンスープはもちろん冷めるが、そんな事はどうだってかまわない。


ここは桜上水駅の近く。 甲州街道に面した窓だから、トラック、タクシー、乗用車、バイクが連なる様も目にできる。
それぞれの人々のそれぞれのドラマ、人生、生きざま。
見ているうちに心は落ち着く。ぼんやりとしたパワーをもらう。空中をあてもなく飛び交うエネルギーを僕はキャッチする。

2時間くらいかけて、やっと家に帰っても落ち着ける様な気分になったので路駐していた車に戻り、甲州街道をUターンして帰路につく。

そんなありふれた日常の描写。
明日はまた新しい一日。新しい期待。新しい自分。

2005/05/25(水) 東京電力の意外な落とし穴
「毎晩毎晩、酔っぱらってりゃいいってモンじゃねーんだよ!」って口癖、自分に吐き捨てた今夜。

例えば、バンドに対する自宅練習だとか
例えば、家事だとか
例えば、放置していた友人との電話相談だとか
例えば、この前もらった違うバンドへの誘いだとか
例えば、音楽的勉強だとか
例えば、今度の企画についてwarpのpaに相談するだとか
例えば、買うだけ買ったロマンティックな小説だとか
マスト トゥ ドゥー、ぎょーさんあって
ワット キャナイ ドゥー考えてた今夜。


最近、原因不明の体調不良も患った事を幸いに感じる今夜。
ケネス ウィザウト アルコール。
今夜は生活営む為のアピール。


相当な気合いを持って帰宅。


電気をパチッとな!
パチッと…な、パチ…。


この瞬間にフラッシュバックする記憶。
「電気料金払ってねー」。


毎月の事だけど…凹むよね。
まず直行するはベッドしか無いよね。


前にこのブログにも書いたんだけど、料金未納が原因でライフラインが断たれるって常習犯な訳だ。

「仕方ね、給料日直後だし今夜だけ何処か行けばいいか」って向かうはトイレット。便意、ドント フォゲット。一発どっかーんと。

で、汚い話だけどケツ拭いた後そのティッシュ見てちゃんと拭えてるか確認するじゃ無い?それって多分僕だけじゃ無いと切に信じて言うけど、その確認作業だって出来ないのよ?

光りが無いと色彩ってのは映えない訳よ。



5回位拭いたよね。
痛いよね、いい加減。
どこかのヴォーカルのH.Iさんみたいに痔になりそうだね。


今まで電気が無くて出来ない事って「音楽きけない、PC動かない、映画見れない」とかだったけどこの一件で生まれたよ。


「電気が無いとケツ拭けない」って知識が。



過剰になって拭い過ぎて痔になりたく無きりゃ、電気を絶やすな…と。

もっとも、H.I氏は「拭かなすぎてその病を患ったのではないか?」との噂はありますがね

2005/05/23(月) 自由と孤独と希望と尻拭い
もう誰もいないのだな、と思う。


悩みを打ち明けられる友人がいる。
「何かあった時だけ助けてやる」って言ってくれる両親がいる。
幸いな事だ。

しかし「一人で生きている」って言う事を思う。

それは「俺は一人で生きてきた」って間抜けな似非タフマンが吐いて捨てる言葉でも無く、何もかもから乖離された天涯孤独な人間の泣き言でも無く。

それは誤解して欲しくは無い。

僕は実際友人がいなくてはダメな人間だし、家族も恋人も自分と同じくらい(あるいは自分以上に)大切だ。

で、結局何が言いたいか。

自分の人生が己の手中にある事。
自由の意味。


これは恐ろしい。
とてつもなく恐ろしい。


21歳にもなれば身分相応の事は誰の許可もなく、つまり第三者の介入無くしてできる。

借金も、酒もたばこも手に入れば非合法な事さえ出来てしまう。
現実から逃げる事も、夢を追い続ける事も。


だけどやはり、自分のケツは自分で拭かなきゃならん。
そうなった時、それを知った時ひどく恐くなる。

僕の学歴からなる保険なんて何も無い。
専門学校中退したフリーターです。
今真剣に続けているベース(これは個人の問題だからあえてパートで考える)でさえまず万人ウケはしない。今日の音楽供給の指向性が「pop」である以上まずは丁寧に「癖あるね」。挙げ句の果て…すなわち行き着く結論は「下手だね」で終わってしまう。

第二の夢「レーサー」も実際問題「手後れ」な訳です。

そんな中行き着く答え。

今、目の前に山積みになった課題を義務では無く「欲」で処理するしか無い。



さっきも行った通り、僕は自由だ。
これから先20年しか生きなくても、ずっと。


それが原動力。
束縛される事なんて何も無い。

四角のカタに三角を埋め込んだっていい。
だからやろうって思うんです。

酔っぱらってます。
「結局何がいいてーんだ」って、アゲアシとらないで下さい。

2005/05/12(木) 出ない釘は抜かれる
小学校の頃の自分。
例えば国語や道徳の時間、文章や物語を読み終えた後の感想の発表の時まず僕一人全く違った事を言ってた。まるで俺だけ違う物語読んでるんじゃねーかってくらい俺の思った事は他人とは見当違いで冷たい目線や笑いをもらったりした。

幼き頃はそれで良かった。
多くの中で声を出すだけで気持ちよかった。

時は過ぎ、知らず内に身に付く物心。
他人と違う事を恥と思い、不特定多数の人間から浮いた自分を咎める。
「やべ、おれ違う事やってる。ねぇそこのあんた、どう思う?」って小さい声での確認作業。言わば確信犯、まるでパズルのピースみたいにそこにピタッと求められる答えを探す。インスピレーションをリミッターで制御する。

だけど実際、この類いの答えって十人十色が当たり前であって、方程式から導き出される一つの数字でも無く、歴史に起った塗り替えられぬ事実でも無い。それに年齢や心境でも姿を変える。


良く言う、「出る釘は抜かれる」って。
最近話題の六本木の若頭も急に出てきたモンだから足下すくわれて。土壌がしっかりしていなかったって話なんですが…。

でもとにかく人だろうが作物だろが価値観だろが、何もかも均一化してしまっているこの社会に疑問を抱く。外見の個性は取り敢えずおいておいてクリエイティブになる事が必要なんじゃ無いか?本当の意味で求める一個性。たぐいまれぬ唯一無二。自分だけのコーディネート見つけだして、自分らだけのグルーヴ悟って見つけだすステップ踏み締めて。やったらいいんじゃねぇの?お前だけの世界地図描きゃいいんじゃねぇの?自問自答繰り返して定めた自分のルール乱さなきゃいいんじゃねぇの?


俺は思う。
今必要な思考。
すなわち…


「出ない釘は抜かれる」と。

他人と同じ事やってリゃはめ込まれるは「その他大勢」って系譜。
それじゃ張り合いが無い、自分である意味が無い、ここにいる価値も無い。

やってやろか、このモノクロの社会に色染め。黒い部分だって鮮やかに染め直してみようじゃねぇか。

飛び抜けた感覚、恥ずかしがらず放ってみろよぉ。それが一人一人存在する意味なのよ。

だからkeep da good attitude.グッとくるオリジナリティの完成度。


そんなこんなでまた今夜も旅に出る、意識の中で。周りには誰もいない荒野。生きていく為に探すアイデア。ほんじゃまたね"see ya!"。

2005/05/11(水) 朝と夜の間、要するに一日の出来事
朝が来たら僕は希望って名の目覚ましで起きる。
道徳的でもなく秩序って言葉はおいといて、言わば俺だけのワナ ビー、要するに欲望のジャンキー。
その日のビジョン明確であれば俺のテンション燃え上がるバイブレーション、夢叶える為のアクション忘れず。
「こーしたいんだよ」って思いが俺の足を前に進める。
それが無きゃ人の成長ってのは無くなる。
そんな事呟いて出るkenneth邸、向かうはビジネス思考飛び交う東京ここは六本木。
メッキだらけの街だって気付いてはや3ヶ月、後ろにベンツあおられれば俺のケツ揺らして「サック マイ アス」。社長だろうがマフィアだろうがこの際関係ねー。
クラクションの音も聞こえねー程ボリュームあげる俺のイヤフォン。頭の中に新曲送り込んで空いた場所にベースライン埋め込んで。目を閉じたくなる位ヤバいレゲ、聞く時はバイク止めて「そのオーダー、ちょっとまってくれ」。ディレイで飛んでる最高の瞬間に俺の前に路上駐車すんじゃねぇよ。

「金が物を言う」って絶対信仰者が大半を占めるこの街で金が無くても魂削って日当暮らしで金で買えぬモンを手に入れてる俺。
自己満足だって言われるかも知れんけど、あんたの車はただの見栄っ張り、自分に嘘重ねて築いた財産にどっぷり、そのうちメッキ剥がれてめっきりハニーの愛想無くなってぐったり。

でも実際俺にとって完全マイノリティ。
そりゃ朝の意気込みもちょっとはへタる。
朝に10あった期待が帰路途中気付けば1になる。
でもそれを大切に。
修羅場潜ったポテンシャルは後で必要になった時の為にノートに書き下す。
それが俺の日課。
そんな毎日。

最近「書けなかった」んじゃ無く「書かなかった」このブログ。チョーださいライムと共に復活。もっと続けたいけど眠いので又今度。

2005/05/04(水) 25時30分尾崎を聞く
「強く無くちゃならない」とか「完璧で無くちゃ」って言う安っぽいプライドは時に人に悪循環に誘い込む。

誰も一人の完璧なんて求めて無いのかも知れん。
誰もアイアンマンになって欲しいなんて思って無いのかも知れん。


負けそうな時「負けそうだ」って言って、ダメな箇所があったら「ここがダメじゃ無い?」って言って。


そんな弱いところを見ると、見せると安心するのは僕だけでしょうか?
隙を作っちゃイカンのは敵だけ。
心許すべき人間には隙だらけでいいのではないでしょうか?


それが信頼になるのかなって、最近思うよ。


くすぐって微動だにしない人間より「ギゃーーーやめてェェ!」って笑うほうがいいよね。


完璧なんて初めから存在しないんだから求めなくていいんですよ。
人間臭さモロ出しで信じられる人間の前で号泣できるくらいがいいんだよ。それも形を変えたポジティブ精神だったりするんです。


だからありのままでいで下さいな。

2005/05/02(月) 5月と僕
最近、ノート日記にハマっていてここに記す事無くペンを走らせ白紙に僕の脳みそを描写あるいは移植してたのですが二週間近くkennneth kingdomを放置していた事に気が付き焦りましたわ。


ばってん、5月ですな。

kenneth邸のデスクに咲く一輪の華「山田優カレンダー」をめくりお出でなすったのは余りにも爽やかな微笑みを窓の外へと送る彼女。これなら五月病の心配も無いです、はい。
おそらくその先にはバイクで颯爽と駆け抜ける僕の姿があったんでしょうな。


妄想はここまでにして。


最近、中国の反日運動に怒り狂った右翼が中国大使館へと襲撃を繰り返す様を毎日の様に目にします。外資系企業や大使館などが軒を並べる港区。彼等はここへ「大日本帝国社」「愛国社」とかマジでセンスの無い塗装をしたボロ車転がして超チープな音響設備で軍歌を垂れ流しながら「暴力主義」でしか出来ない争いを望んで来る訳ですが。


なんですか?あれは?


その歩道で珍し気に写真を撮るフォーリナー。
そのギャップ。これは笑えますが。


新宿歌舞伎町での「呼び込み、客引き」が条例で禁止された。その直前の彼等が口を揃えて言う台詞「俺らがいなくなったら活気なくなるよねー」。黒いスーツ、全員が同じ格好して路上に固まってバカみてーにゲラゲラ笑ってる人間の存在が「活気」?もしそうならばゴーストタウン新宿を俺は望む。

かつてのジャズ的ゴールドラッシュニューヨークとか今のラスベガスとか「人より注目を集める為の工夫(必要最低限)」もしないで何やってるんですか?



楽な方へと進んでしまうんだな。

イージー求めて自分の周りで世界作って。
身を投じての主張もなく。恐くて仕方無いんでしょうな。
自分だけのブルース奏でる事も出来ず。その術知らず。
これは自分が招いた結果でですから受け入れて下さい。

「誰もあなた達には共感の雄叫びあげません」。


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