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2004/09/11(土)
なぜ彼らはプロペラ機を愛するのか?
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世界最速のモーターレースをご存知でしょうか?
F1? デイトナ? パリダカ? WRC? ノンノン、答えはリノエアレース。
毎年9月、アメリカはネバダ州のリノ市で行われる、レシプロ飛行機のパイロンレース。
リノ取材歴10年を超える著者ら3人が、リノエアレースの魅力をつづった新刊。その名も『なぜ彼らはプロペラ機を愛するのか?』(えい文庫) https://www.ei-shop.jp/ec/script/product/pub.php?code=13420403
文庫本ながら印刷も製本も質が高く、カラー写真も多い。自分で文庫本同人誌を作ったばかりだから尚更そう思うけど、機体の派手なカラーリングと空の青色が印刷で綺麗に再現されていることに感心。 内容も、機体の性能やスペックに関する情報よりも、そこで活躍する飛行機野郎たちとその家族の幸せなストーリーに感動。この本を買った帰りの電車で、すぐに読破してしまいました。
リノエアレースを知るにつけ、飛行機大国アメリカの懐の広さも感じます。一度の事故で何年もイベントを中止させる日本とは大違いです。ええ、今年はツインリンクもてぎでのアエロバティックスGPが開催されないことが非常に残念でなりません! 日本という国は空を飛ぶことに対して異常なほどに壁を作ります。これは、実際に日本で飛ぶプロ・アマパイロットたちが皆痛感していることです。(原因を書くと長くなるので割愛)
とりあえず、青空メイド隊の次回作の方向性が見えてきたような気が…。
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