|
2015/03/23(月)
エスピノザのワイン
|
|
|
クイエン 2007 チリ マイポ・ヴァレーDO
アルバロ・エスピノザの自宅周辺から産まれるブドウで造るワインはアンティヤルとクイエンです。
ヴィニャ・アンティヤルのクイエンはアンティヤルのセカンドワイン。
マプチェ族の言葉で月を表すのだそう。
シラー47%カベルネ・ソーヴィニョン43%カルメネール10%というのが07のセパージュです。
これは毎年変わるのですが、07はカベルネの比率が高い。
1ヘクタールあたり4tと低収量、実は小さく凝縮されているのでワインの色合いも自然に濃いのでしょう。
いつもの血のような酸味は強い果実味に隠れ、まだ若さがあり、6年経つとは思えないほどタンニンも強い。
06とは全く違うパワーをもっている。 月だったら満月だろうか。
このワイナリーはバイオダイナミックで、ワインも醸造時には亜硫酸は添加しない。
09に新しい醸造棟を完成させ、スタッフも増やし、自宅周辺以外に取得した畑のワインも造っているので、それらが輸入されるのが楽しみです。
|
|
|
|