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2015/01/20(火)
新たなプロダクトワイン その1
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クロ・デ・フ 2012 カウケニーナ ブレンド チリ 2,000円
分業制のプロダクトワインはエノロゴのパッラ、醸造家のマソック、栽培&物流のレイトン、経営のクーセンの4人で共同経営。
葡萄品種によって7カ所の畑を持ち、主に火山性土壌を好んで主としてビオデナミ栽培している。
ただ、ワイナリーの各所が離れているため、近隣のワイナリーを醸造のために間借りしているか、ガレージワインの様な小さな醸造所を数カ所構えていると思われる。
カウケニーナはカリニャン36% マルベック18% シラー15% パイス15% サンソー9% カルメネール7% をステンレスタンクで仕込み熟成。
その年の最高のものを造ろうとしているのか、ヴィンテージ毎にセパージュは変わる。 2011にはサンソーは入っていない。
ワイナリーの資料ではマルベックはビオビオ パイス、カリニャン、サンソーはイタタ シラーはマウレ?だと示している。 シラーをマウレとしたのはインポーターの資料でこのワインがマウレ・ヴァレーDOとしているところにある。
しかしボトルには葡萄が寄せ集めのため産地認証できないのだろうから表示がない。
味わいはとっても火打ち石香。
シチリアのエトナとかにある香りとミネラル感が強烈で硬いので、デキャンタしましょう。
いわゆるビオ臭もあるのでフルーティー派には不向き。
かなり我慢を強いられる個性的なブレンドワインはチリ産とは思えない味わいです。
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