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2014/07/06(日)
ハートランドビールの思い出
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ハートランドビールが全国デビューしたのは1987だったか。
酒が飲める歳になり、子供の頃から親の遣いで行かされていた酒屋のいわゆる角打ちコーナーで、酒談義しながらソーセージや缶詰をつまみによく呑んだものです。
父は酔えばいい酒飲み出会ったが、私は味わい中心だと自覚している。
当時はけっして良い生活をしていたわけでも無いが、将来はなんとかなると思えた時代でもありました。
そんな87年頃、酒屋にハートランドビールの発売予告ポスターがあり、キリンにしては珍しく麦芽100%のビールで缶は500mlと350ml。
無垢のようなシルバーに緑色でハートランドのマークが描かれたデザインが目を引いたものです。
ラガーのような苦い味のビールが好きではなかった当時、ハートランドは私の好みにピッタリでした。
ところが、いつの間にか生産が止まり(1991で缶は生産中止)瓶のみ関東地区限定で細々と生き残ったようです。
近年、関東地区以外でもキリンに認められた店のみ、樽生で提供する店が増え、瓶も定価より多少高かったけれど、地方で流通するようになってきました。
2011の震災でビール工場の被害が話題なり、キリンも危機管理でハートランドが神戸工場でも生産されるようになると、ハートランドの瓶は一気に西日本でも拡がった感があります。
日常的に買えるようになったこのビールは地元のイベントでも多く見かけるようになり、スーパーの売り場にも普通に並ぶようになったから驚きだ。
ただ、ブームで終わらないことを祈るばかりです。
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