|
2014/12/15(月)
アンフォラのワイン
|
|
|
イタリアやフランスで復活しつつあるアンフォラ(素焼きの壺)で発酵させる古代ローマ様式ワイン造りです。
グレズ 2012 チリ アルト・カチャポアルDO
ヴィニャ・ティパウメのフラッグシップはアンフォラで発酵熟成させる。
しかも畑はオーガニックとビオデナミの両方認証で自根栽培だ。
カベルネ・ソーヴィニョン60%カルメネール30%メルロ5%ラクリマ・クリスティ3%ヴィオニエ2%
ヴィオニエがちょっとだけ入っているのがミソ?
熟成はステンレスタンクとあります。
古樽も使用しているのかも、新樽香は無し。
元々のブドウがよくないと亜硫酸を使用しないワインは難しい。 なぜなら酸化が進むのが早く、色合いや風味を止めるのが難しいから。
10〜15年経ったような色合い、果実味も10年経過した濃いワインのようです。
この自然なワインは14.5%のアルコール感もなく、飲むごとに眠気も飛ぶような還元力を感じた。
しかし生産本数はたったの647本なのです。
こんな凄いビオワインを飲むと、わたしの絶対的ビオ基準値が上がり、 困る・・・。
|
|
|
|