日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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最新の絵日記ダイジェスト
2015/04/29 姪の結婚報告と BARの店じまい
2015/04/27 南仏カベ
2015/04/26 メドックのプティ・シャトー
2015/04/23 期待していただけに・・・
2015/04/20 託す為のワイン

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2014/12/31(水) 今年最後のワインは
今日辺りから大寒波がくると脅かされています。

でも風さえなければ昼間はぽかぽかでした。夜は危険かも・・・

アルタイル 2002 チリ カチャポアル・ヴァレーDO

ビィニャ・アルタイルのファーストヴィンテージは02という平凡なヴィンテージからリリースした。

なので私が以前飲んだのは03ヴィンテージ。

03は正に太陽燦々な味わいでした。

カベルネ・ソーヴィニョン、カルメネール、シラー、メルロをブレンド。
新樽で18ヶ月熟成とありました。

オーガニックで樹齢もまだ15年ほどと若いけれどワインは予想よりもかなり凝縮している。

これは03以上かも。

今が正に熟成のピークと思えるほど完璧な状態。

和田氏と一緒に飲みたかった。

2014/12/30(火) 誕生日
昨日で49年生きたことになりました。

最近はカラダにガタがきまして、夜更かしもいけませんね。

夕べは九州帰りでしたが誕生祝いはしたい・・・なので。

ポルクラ シラー ブロックg+i 2009 チリ コルチャグア・ヴァレーDO

ポルクラのシラーを単純に表現すると深く濃いベリー系なのです。

ですから新樽香は無しです。

ワインのポテンシャルが高いのでもう少し新樽率を上げてもいいんじゃないかと思うほどもったいない。

でも自然派が好きな人ならピッタリです。 

美しく美味しいシラー。

2014/12/29(月) 闘う葡萄酒 都農ワイナリーへ
宮崎県都農町の都農ワイナリーは地域興しのために頑張っている。

行くと自社葡萄は少なく、ピノ・ノワール、シラー等の買いたいワインは全部売り切れ。

売店の女性に聞くと、レストラン用も無いということでした。
だったら何か買っていったらという観光客向けの態度が嫌だったので、安ワインには目もくれずキーホルダーだけ記念に買って帰る。

でも実は先日2014のマスカット・ベリーAヌーヴォーをコンビニで買って飲んでます。980円
これがジュースっぽくないちゃんとした赤でした。

画像は都農ワイナリーの古い畑。 除草剤は使ってないですね!

2014/12/28(日) 九州ワイナリーツーリズム その2
安心院ワイナリーの後は福岡県久留米市田主丸の巨峰ワイナリー。

巨峰のワインは甘口がメインなのでなぜかブルーベリーのセミドライを買う。 これは甘くないタイプ。
地下カーヴには一升瓶で熟成されている古酒有り。
ジンファンデル&メルロの98ワインが2千本ほどあったので、お店の人に聞くと、当時買いつけたぶどうで造ったのだそうです。
なので売っていないけれど、いつか放出するよね。

今日は熊本ワインから、全量買い取りぶどうで最新の設備で仕込むワインは菊鹿シャルドネ樽熟成が
ななつ星in九州に採用されている。
でも菊鹿の畑から工場までは30qも離れています。
生産量が少ないワインは有料試飲も無しで3,600円もする。
売り方は完全なお土産で、ワイン好きを満足させてはくれませんでした。でもせっかくだからとこれを購入。

次は宮崎県五ヶ瀬町にある五ヶ瀬ワイナリー 創業2005と若いのはワインにも表れている。
立派な施設なので高品位なワインもできると思うが平凡な千円台ワインがメイン。

夕陽の里からきた夕陽という赤は唯一の西洋ブドウ品種。
メルロ、プティ・ヴェルド、セイベルを使っている。
クラシックな青っぽい梗の香りがするボルドータイプ。

2014/12/27(土) 九州ワイナリーツーリズム その1
昨夜、オレンジフェリーで臼杵港へ。

朝は別府で温泉入浴。 久しぶりに硫黄臭のする天然温泉に入る。

その後、大分県は宇佐市にある安心院ワイナリーへ。

麦焼酎いいちこを造る三和酒類が経営するワイナリーです。

自社畑は小さめで周辺にある契約農家からの買いぶどうで仕込む量が大半なのは日本にありがちな経営。

畑は緩斜面に雨よけのビニルを装備できる棚仕立て。

試飲は基本無料です。

ワイン通向きの本格派は売り切れていましたが、小公子の赤があるので飲んだら、奥出雲ワイナリーの小公子の様に自然な凝縮感があり、なかなか好感度UP これをお持ち帰りです。

画像は売店の様子。

2014/12/25(木) 今年のクリスマスは
いつもの年よりも贅沢感が少ないクリスマス。

夜はお楽しみユヤイワインです。

カミノ・レアル セレクシオン・テロワール シラー 2011 チリ カチャポアル・ヴァレーDO

11だからもういい感じかなと思ったら大間違いで、想像したよりも我慢を要する造りだった。

和田氏はこのクラスでも早熟ではないタイプで勝負している。

大きいグラスで飲んだ方が良かったね。

あと3年ほどは瓶熟させたいワイン。

2014/12/24(水) イヴはスパーク!
クローバーヒル 2008 オーストラリア タスマニア

JALUXワインくじでは二番手なのですが・・・

瓶内二次発酵、5年過ぎたヴィンテージ、ピノとシャルドネなどを考慮しても、平凡すぎてもの足らない。

泡持ちも弱すぎるのでした。

お寿司は美味しかったですよ。

2014/12/23(火) バルピノ
バルディビエソ シングル・ヴァレー・ロット ピノ・ノワール 2012 チリ カサブランカ・ヴァレーDO 

最初はカサブランカの変哲もないピノに感じたが、時間が経つにつれ深みが出てきた。

二日目はもっと良かった。

これは想像以上にいいね。

2014/12/22(月) 獺祭に辿り着く
たまたま昔よく通った酒屋で発見の季節限定生酒です。

甘い甘い余韻とひとときを欲しがる貴方に・・・。

2014/12/19(金) オルサダ
ユヤイの店長コレクション

オルサダ 2005 カルメネール チリ マウレDO

オドフェル・ヴィンヤーズのワインは久しぶり。

ノルウェーから移住した一家はフィヨルド・ポニーを飼育している。

グラヴィティ・フローつまり重力の法則にしたがってブドウが上から下に進みながらワインになっていくという醸造施設をもっている。

今までオルサダは日本にほとんど輸入されていない。

思ったよりもヘヴィーなフルボディタイプで05とは思えない若さをまだ感じることができた。

とってもジャミーなカルメちゃん。

2014/12/18(木) ほんもののビールとは?
よなよな リアルエール  ヤッホーブルーイング 375円

100%リーファー(低温輸送)のビールはコンビニでは買えない。

このビールは缶が発酵タンクになった様なイメージです。

目の細かいクリーミーな泡、柑橘系の香りからホップ香。

泡がきれいに溶け込んでいるので最後まで残る。

マイクロバブルのビールなのです。

2014/12/17(水) 寒い・・・
スペイン人の料理人パコさんが来年には渡米ということもあり、彼の料理を食べる機会も最後ということで・・・ひろめへGo!

お邪魔したバル バレリアンはひろめ市場の北面にあります。

スペインのバレンシア地方出身とあって、なんでグラナダのバルはドリンクにタパ(小皿料理)がタダで付いてくるのか聞いてみましたが・・・答えはわからな〜いとのこと。
スペインでもバレンシア地方にしかないBARカルチャーであることは知った。

そこでのおかわりワインは

トレオン・デ・パレデス ヴァレ・デ・レンゴ カベルネ・ソーヴィニョン 2012 チリ カチャポアル・ヴァレー

今は日智トレーディングがインポートしていますが、実は神戸市は東灘の中山商店が90年代に輸入したのが最初。

阪神淡路大震災からもうすぐ20年になります。

中山商店とは店が被災後からというもので、当時は楽天市場にも出店していましたのでお付き合いができました。

90年代後半の思い出です。

ワインはクリアな色、フローラルな果実味、ほんのり樽香。

微妙な樽香はオークのお粉かも。

2014/12/16(火) 安いシャンパーニュだけど・・・
マリー・ド・ビセイ ブリュット シャンパーニュAC 2,046円

リュイリエというネゴシアン・マニピュランがコート・デ・バールで造るもの。

インポーター処分品でしょう。

瓶内で36ヶ月は熟成している泡立ちとコルクの痩せ加減。

ミネラル感もチャンとあり、安シャンパンとは思えない仕上がりになっている今が買い時!

2014/12/15(月) アンフォラのワイン
イタリアやフランスで復活しつつあるアンフォラ(素焼きの壺)で発酵させる古代ローマ様式ワイン造りです。

グレズ 2012 チリ アルト・カチャポアルDO

ヴィニャ・ティパウメのフラッグシップはアンフォラで発酵熟成させる。

しかも畑はオーガニックとビオデナミの両方認証で自根栽培だ。

カベルネ・ソーヴィニョン60%カルメネール30%メルロ5%ラクリマ・クリスティ3%ヴィオニエ2%

ヴィオニエがちょっとだけ入っているのがミソ?

熟成はステンレスタンクとあります。

古樽も使用しているのかも、新樽香は無し。

元々のブドウがよくないと亜硫酸を使用しないワインは難しい。
なぜなら酸化が進むのが早く、色合いや風味を止めるのが難しいから。

10〜15年経ったような色合い、果実味も10年経過した濃いワインのようです。

この自然なワインは14.5%のアルコール感もなく、飲むごとに眠気も飛ぶような還元力を感じた。

しかし生産本数はたったの647本なのです。

こんな凄いビオワインを飲むと、わたしの絶対的ビオ基準値が上がり、 困る・・・。

2014/12/14(日) このワインの真価は?
コノ・スルからフラッグシップ登場!

その名は シレンシオ

シレンシオ 2010 カベルネ・ソーヴィニョン マイポ・ヴァレーDO 18,000円

初ヴィンテージは3千本しかない。

カベルネ・ソーヴィニョン98%カルメネール2%をフレンチオークの新樽で22ヶ月熟成後、30ヶ月瓶熟させて出荷。

正直、エラスリスのヴィネ・ド・チャドウィック2001を飲んだときのような感動はない。

少量生産で値段も高いので友達とシェアしたわけですが、木箱がゴージャス過ぎる!

思ったより長期熟成タイプではなく、今でピークを少し過ぎた感じがする。

これが数年経ってチャドウィックのように熟成するのか?

はっきり言って予想できない。

瓶熟期間よりも樽熟期間を縮めたほうが良い気がします。

安くはないのでセーニャのレベルくらいは超えて欲しいなあ・・・。

12月絵日記の続き


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