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2009/03/13(金)
ボルドー04
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ボルドー04のドルドーニュ右岸地域って、思ったよりも悪くない。 そういう感じがすることが多いので、買えるだけ買った。 と言っても、片手ほどです。 ボルドー、ブルゴーニュもそうだけど、価格に比例しない投機目的だけで値上がりしたと思える銘柄からは、すっかり遠ざかりました。 なので、ここ2年くらいはチリワインを飲むことが多かった。 しかし、この状況はいつまで続くのか? 今年は不調の08プリムールをやらないかもというニュースもあったけれど、結局は行われるのか・・・。 なんというか、00以前の正常な価格になって欲しいものだ。 相変わらずワイン屋さんは在庫を多く抱えすぎているようだ。 今は家飲み派が多くなっているだろうにね。 生産と消費で1番だったフランス人でさえ、難しいワインを敬遠する傾向にある。 だからロゼの消費量が上がったんだね。 いつも言ってるけれど、ワインは市場に出た時点で商品としての評価を受けなければならないものだから、途方もない先の飲み頃予想を待つのは、本当に生活に余裕がある人々だけに限られる。 わたしも10年以上ワインを飲んできて、古酒の魅力も知っているけれど、今からって考えると、色々な条件から、2〜3年で美味しく飲めなさそうなものには手を出せない。 そうなると、益々メドック離れが進むのか・・・。
シャトー・フィジャック 2004 サンテミリオン・プルミエ・グランクリュ・クラッセ (サンテミリオン・グラン・クリュAC)10,710円
我が家では初フィジャックであります。 この価格もハッキリ言って高い!けれど買ったのは、より高いの数種と飲み比べてのコスト・パフォーマンスの良さからだった。 飲んで買ったのだから、その時点では納得。 で・・・半年以上過ぎて飲んだ04フィジャックの良さにも納得。 要するにわたしにとって、近づきやすいスタイルだった。 サンテミリオンは、モダンなスタイルに変化して生き残りを賭けているように見える。
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