日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2009/03/31(火) 行いの良さなのか?
昨年断念した夜桜大会を今年はできました。

昨日は寒い夜でしたが、今夜は偶然にも無風。
満開桜は、まだふんばってくれてました。

久しぶりにディープな夜を、8人で楽しみました。

2009/03/30(月) コノ・スルと言えば
チリワインのコスト・パフォーマンスを牽引し続けるヴィニャ・コノ・スルです。

コノ・スル ピノ・ノワール 2008 810円 チリ

コノ・スル人気が高い理由は、インポーターさんの価格的頑張りもあります。
ヴィジョン・シリーズに代わる新展開にも期待するところ。
でも、ヴァラエタル・シリーズのレベルが安定して、しっかりしているところが素晴らしい生産者ですね。
ウルタド氏は頑張ってます。
さて、08はけっこうな凝縮感と果実味の重厚な造りです。
乾燥して冷涼だったのかな。

2009/03/29(日) たまには白でも
花見の帰り、お買い得のお寿司を見つけたので、今夜は白ワイン。

コノ・スル ソーヴィニョン・ブラン レセルバ 2006 チリ 1,155円

レセルバ・シリーズが千円時代は良かったよねえと過去を懐かしんでも始まらない。
コンチャ・イ・トロの傘下にあっても、独自路線でいっているのが好きです。
瓶やラベルやとよく変わりますけれど、好きです。
このクラスを料理酒にするのは贅沢だけれど、かなり美味しくなります。
カレー、焼き物、他の煮物、なんでもいけます。
お寿司なら、日本酒にかなわなくても、かなり良い線いってますよ。
開けて3日ほど過ぎましたが、まだ酸も活き活きしてました。
ライチの様なフルーティさもグッドです。

2009/03/27(金) 花冷え
寒いです。
夜桜見物に行けないなあ・・・。
そう言えば、昨年も震えながらワインを飲んだものだ。
一気に咲いた桜が、葉が伸びでも散らないので、彩りの多い桜となっております。

久しぶりにヴィウ・マネンです。

ヴィウ・マネン レセルバ マルベック 2007 チリ 1,250円

アルゼンチンのものと比べると、珈琲のフレーバーが弱いチリ産のマルベック。
個性が弱い点で、チリではあまり頑張らなくてもと思う品種。
だからといって、アルゼンチンのトラピチェやルイジ・ボスカに似てもねえ・・・。

2009/03/25(水) 03右岸
ボルドーで03と言えば、不可解に高くなった要素が高いヴィンテージ。
初出しよりも、以降に値を下げた1級シャトーもあったりしている。
不況に喘ぐ業界は05においても、似たような価格変動を見せているけれど、大丈夫なのか?
強気の商売をしているのは、百貨店の売り場くらいか・・・。
さて、セールのワインだけを買うという結果に終わったボルドー03。
04はもうちょっと頑張れたけれど、節操のない根付けにはもう着いていけないなあ。
リアル・ワインガイドの伊部氏のコラムは、リアリティありすぎなのであった。
私もセラーレスに追随しましょうか。内定取り消しも多いです。

シャトー・キノー ランクロ 2003 サンテミリオン・グラン・クリュAC 4,580円

この価格だったらと抜くには早すぎたかな?
03なのに思ったより引き締まっていて、なんというか、フロンサックのワインを思わすような味わい。
いつか飲んだことがあるアレだアレというのはフォントニルだったかも。
ホント似る・・・お粗末。

2009/03/24(火) 花見の会
今シーズン最初の花見 と言ってもお家の中です。

友人に誘われてとってもロハスな暮らしぶりのお宅へ・・・。

10人ほどと賑やかな会になり、会話は弾み、料理も美味しい。
明日が休みだったらなあと思いつつ、お先に失礼しました。
飲んだワインは

シャトー・ラネッサン 2004 ボルドー(オーメドックAC)
ガトー・ネグロ 2007 カベルネ・ソーヴィニョン チリ

04ラネッサンはこの銘柄では上等な出来です。
ワインの出来がヴィンテージに左右されるから、メドック地区のその年の出来を想像しやすい銘柄。

ネグロちゃんはやっぱりチャーミングで美味しい。

チリカベの日常的優良ワインです。
ただ、税込千円は切ってほしいな。
過去は600円台で普通に買えた銘柄です。

今日は暖かく、3分咲きくらいだったソメイヨシノも夕方には7分咲きになっていました。
しかし夜は寒い!
夜桜で飲むには寒すぎるよ。

2009/03/21(土) おかげさまで一周年
高知港は 港の土曜市 高知オーガニック・マーケットは今日で1年になりました。
久しぶりの青空の下、沢山のおきゃくさんが来てました。

本当は危ない有機野菜
リサイクル信仰が生み出す「恐怖の作物」
エコ農業のウソを告発する会 松下一郎 著

農水省の仕組みに詳しい、現役の施肥技術指導員である松下氏が、現時点での日本のオーガニック、有機農法の危険性を指摘するもの。

いきなり怖い本の紹介で恐縮です。
日本の安全農業には明確な基準が無いことから、売り手の「有機です」「無農薬栽培です」表示を丸飲みして購入動機となる市場の危険性をうったえるものです。

何度も読み返したくなる内容ですよ。
ユーロ圏のエコセールやオーガニック、スイスのIMOのような厳しい認証制度の確立を急ぐ必要があるでしょう。
畑の転換後8年以上で土壌に残る残留農薬、細菌などの基準が厳しいフランスなどのものと違い、1年以内でも無農薬や、有機と表示されて売られる日本とは、大きな違いがあります。
日本の有機JAS認証では、たった2年以上の転換期となっています。これはザル法じゃないかなあ・・・。
有機JAS表示が絶対的な安全基準とはならない。というのは上記の本で確認しよう。

私のお薦めオーガニック・チリワインは、コノ・スル(オーガニック)、トーレス(トルメンタ)・モントグラス(ソレウス)エミリアナ(ノヴァス)。
千円台、安心、美味しいの三拍子よ。

さて、話は戻って港の土曜市も、高い志を持ちつつ、なが〜く続いて欲しいなと思うのでした。

2009/03/19(木) カルメは軽めがいいのかい?
チリカル(チリのカルメネール種)のワインが登場して何年になったかなあ・・・。
最初は低価格帯のものが多かった。
サンタ・リタ、サン・ペドロ、コンチャ・イ・トロなどは早いほうでしたが、高級酒となると、ここ3年ほどだろう。
モンテスがパープルエンジェルを発表した時は、ビックリしたけれど、未だ購入に至っていないのは、その価格ではまだねえ、という先入観からくるもの。
発売初期、大体の銘柄は綺麗な赤色、黒系のベリーと少しのスパイス感が特徴でした。
そのスタイルで凝縮感があったのは、エル・ウィケやオチョティエラス。
近頃はカリーナのアルカンセのような、メルロの高級ワインを思わせる雰囲気をもったものも出てきました。
アルボレダのものは、その中間かな。
エラスリスのものは侮りが足しです。
ブトロン・バディニッチのクンブレス・アンディナスも良いね。

チリと言えば、カベルネ・ソーヴィニョンだったのに、いつの間にかピノ・ノワール、シラー、カルメネールなど、幅が随分出てきましたね。

2009/03/15(日) 灼熱のピノ
オーストラリアはここ数年、干ばつに喘いでいる。
乾燥による山火事も頻発し、ワイン産業にも多大な影響も出ている模様です。
地元でワイン専門店が誕生。
掲示板にもありますが、楽天に出店しています。
ただ、地元民にワインライフをどんな感じで提案していくのか、楽しみであります。
ワインの光と熱対策には十分注意されたし。

ケイペル・ヴェール ピノ・ノワール 2007 ウェスタン・オーストラリアDAC 2,280円

このワイナリーは高知へも熱心に売り込みに来ていました。
あれは何年前だったかな?
カモのラベルが特徴で、早くからスクリュー・キャップを採用しています。
ピノでも、なで肩タイプのボトルはありましたが、この新しいのは違っていて、スクリュー・キャップも見た目高級感がありますね。
一口飲んでアルコール感がグア〜っときたもので、あれ?と思い、裏ラベルを確認すると、ピノでは高い15%表示。
しかし実際はもっと高く感じます。
それでも甘味も残ってますので、ブドウの糖度がもの凄く高かったのでしょう。
これも、干ばつの影響でしょうか?
しかし、何でこんなに醸造酒のような雰囲気になってしまったのかな?
このアルコール感は完全にイレギュラーです。
昨夜開けて、アルコール感があまりにも強いので、もっと冷やして飲んだけれど、酒臭さがもっと強くなっていました。
酵母が生き残っていたのだろうか?

2009/03/13(金) ボルドー04
ボルドー04のドルドーニュ右岸地域って、思ったよりも悪くない。
そういう感じがすることが多いので、買えるだけ買った。
と言っても、片手ほどです。
ボルドー、ブルゴーニュもそうだけど、価格に比例しない投機目的だけで値上がりしたと思える銘柄からは、すっかり遠ざかりました。
なので、ここ2年くらいはチリワインを飲むことが多かった。
しかし、この状況はいつまで続くのか?
今年は不調の08プリムールをやらないかもというニュースもあったけれど、結局は行われるのか・・・。
なんというか、00以前の正常な価格になって欲しいものだ。
相変わらずワイン屋さんは在庫を多く抱えすぎているようだ。
今は家飲み派が多くなっているだろうにね。
生産と消費で1番だったフランス人でさえ、難しいワインを敬遠する傾向にある。
だからロゼの消費量が上がったんだね。
いつも言ってるけれど、ワインは市場に出た時点で商品としての評価を受けなければならないものだから、途方もない先の飲み頃予想を待つのは、本当に生活に余裕がある人々だけに限られる。
わたしも10年以上ワインを飲んできて、古酒の魅力も知っているけれど、今からって考えると、色々な条件から、2〜3年で美味しく飲めなさそうなものには手を出せない。
そうなると、益々メドック離れが進むのか・・・。

シャトー・フィジャック 2004 サンテミリオン・プルミエ・グランクリュ・クラッセ (サンテミリオン・グラン・クリュAC)10,710円

我が家では初フィジャックであります。
この価格もハッキリ言って高い!けれど買ったのは、より高いの数種と飲み比べてのコスト・パフォーマンスの良さからだった。
飲んで買ったのだから、その時点では納得。
で・・・半年以上過ぎて飲んだ04フィジャックの良さにも納得。
要するにわたしにとって、近づきやすいスタイルだった。
サンテミリオンは、モダンなスタイルに変化して生き残りを賭けているように見える。

2009/03/10(火) これは良いシラーです!
春一番の地元イベントも終わり、街はすっかり静かになりました。
今年は本当に花粉の飛散量が多く、1平方センチあたり、最高2千個を越えたことも・・・。
たまに鼻水が止まらないことが、仕事に支障をきたします。
今回はおきゃく最後の日に飲んだもの。

ラガル・デ・ベサナ リミテッド・エディション シラー 2005 チリ 4,500円

ラペル・ヴァレーとマイポ・ヴァレーの間にあるカチャポアル・ヴァレーにあるワイナリー。
粘土質の多い土壌から生まれるシラーはコルチャガのものとは違い、優しく包み込む、球体のようなワイン。
チョコ、モカ系の味わいで、ひたすらシルキーで心地よい味わいなのであります。
この価格でと思われても、コスト・パフォーマーなワイン。

2009/03/09(月) 豪快な皿鉢祭り
昨日のイベントね。

近年、不況に喘ぐ南国土佐を象徴するように、迫力が減る一方の皿鉢祭りですが、まだこんなひと皿も・・・。

2009/03/08(日) 商店街に大勢の人
土佐のおきゃくも最終日、今月は天気も不安定ながら、最初と最後はなんとか、もってくれました。
アーケードに初お目見えしたのは約50メートルのバーカウンター。
色々な店が独自に競い合い、大賑わい。
私達は座ることが出来ず、早めに退散。すみません。
次回は立ち飲み用のテーブルを足してくだされ。

2009/03/07(土) 醸造設備を持たないワイン

シグラ2 2006  チリ    2,800円

4人の醸造家がそれぞれマイポ・ヴァレーのブドウを持ち寄り、醸造設備を間借りして造る、プライベートワイン。

クアトロ・ヴィノスのシグラ1は03に造られ、このシグラ2は06に9,200本造られた。
カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、シラーの内訳は不明のよう。
前に開けた時はまだ早すぎだったので、数ヶ月落ち着かせた。
開栓時はちょっと埃っぽいが、30分ほどすると、果実香がはっきりしてくる。
良質のビオワインを飲んでいる感じのワイン。

2009/03/04(水) 疲れた時は
年度末であります。
毎年この時期は体力勝負。
重量物を持ち運ぶ作業が増える。
そして、肩から腰にかけて、疲労が溜まってくるのです。

そんな時に元気になりたいなあと思うワインは、やはりエスピノザのもの。

クエン 2006 チリ

前回は二日に渡ってじっくり確かめたけれど、今夜はジェットコースターのように飲み干してしまった。
やはり、05のような深さがないヴィンテージだけれど、良いワインだと思う。
ただ、もうちょっと安くてもねえ・・・インポーターさん。

3月絵日記の続き


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