日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2009/02/06(金) 久しぶりブルピノ
セールなので買ってしまったブルピノとチリピノを比較してみる。

ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ 2006 ブルゴーニュAC 2,394円

コノ・スル ピノ・ノワール レセルヴァ 2007 チリ

コート・ド・ボーヌはドメーヌ・ジュブロの作。
ブルゴーニュはチリと違って、トラディショナル(伝統的)を守るところと、豊富な資金から醸造設備を刷新している作り手では大きな差がある。
チリの場合は最初からモダニズムな造りが殆どだから、テロワールがどうのこうのという比較は間違い。
もっとも、ブルゴーニュでも作り手の方が、ヴィンテージやテロワールよりも重視されている。
だから、人気が低いワイナリーのものは安いが、ネームバリューによって、いくらでも値が張るのがブルピノの世界。

ボーヌとニュイでも、けっこう差が出るところが面白い部分ではありますね。
日本市場では不味いワインは自然淘汰される傾向にあるから、私がワインを飲み始めた頃のような、酸っぱいだけで果実味が無いようなブルピノは無くなりつつあります。
ただ、ACブルゴーニュでもピンキリになり、畑のヒエラルキー(畑の序列)は消えつつあるのかなと感じます。
ブル好きはこの作り手って指名買いしますからね。
チリで指名買いならコノ・スルのピノですよね。
このブルピノはけっこう良い線いっていますよ。
でもセールでこの価格。
コスパではチリの千円台にもかなわないかなと感じた次第です。


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