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2009/02/23(月)
送別のワイン
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画像の男、3月から伊勢丹に就く。
ワイン倶楽部きっての男前がこの不況時に転職である。 しかも東京! 新宿店1階で見かけたら、なんか買って上げてください(笑)。
そんなわけで、私と二人であるが、さしのみの様な送別会。 選んだワインは・・・
ヴィニエド・チャドウィック 2001 チリ シャトー・コス・デストゥルネル 2000 ボルドー(サンテステフAC2級) シャトー・グリュオー・ラローズ 2000 ボルドー(サンジュリアンAC2級)
いづれも長命的なヴァン・ド・ガルドであります。 ウチのセラーで一番長い時間を過ごしたワイン達を、新たな門出に乾杯♪
チャドウィックは熟成の頂点くらいかな?当時はまだカベルネ・ソーヴィニョンだけで造られている。 なのに絶品!絶好調!当時は8千円しなかったが、今は軽く1万越えであります。 さすが00ヴィンテージが5大シャトーを越えたことがあるのが解る。 頼むから、付加価値だけで値上げしないで欲しい銘柄。
次にコス。 評価が高い01以降のスタイルとはまるで違う、ドメーヌ・プラッツ最後の作。 00は大量の澱を生みながら、未だに若々しい。 飲み頃はまだ先だと思わせられたが、時間が経つと化けた。 こんなにタンニンの頑固なコスは珍しいね。 買った時は7千円程度だが、格付ワインの価格上昇率は近年激しすぎると思う。
熟成後にしか真価を発揮しないグリュオー・ラローズはそろそろというところ。 今までこの銘柄で感動したことはなかったけれど、00はやはり、ただものではなかった。 独特の獣臭やら、サンジュリアン風味が良く表れている。 同じ年のボルドーをオー・メドックで飲み比べて、全く違うものが見える。 ボルドーはホントに奥が深い。
たっぷりと旨いワインを堪能後は、全員爆睡。 東京は心の砂漠が拡がっているけれど、土佐人気質で新しい人間関係を上手に構築してもらいたいなと願うばかりであります。 この男、30にして立つ!
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