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2008/06/29(日)
05ボルドー
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ボルドー2005は本当に世紀のヴィンテージなのか?
久々の試飲販売会。 担当が代わったのでとの報告を受けて、それではと向かったもの。 でも、新人の挨拶は無かったよ!
まあ、ワインを飲んでいる人がついてくれたから良しとするか。
今回は14種類もいただきました。 その中で、05ボルドーはル・プティ・ムートン、カロン・セギュールの2本。 05からボルドーワインが大きく変わったと、あるインポーターのレポートにもありました。 私は00は筋肉質、03は焼けて甘いという印象。 05はと言いますと、上記の2本に限っては、今までと違う物になっていまして、ブドウの完熟感と、仕込みが右岸寄りに傾いたのかと思わせるような味わいでした。 ル・プティは以前のような凝縮感と濃い色が無く、近づきやすい造りになっていた。 シャトーものを軽くした感じ。 これはラトゥールとレ・フォールに通じる関係がムートンにもきたのか?と思わせる。 カロン・セギュールも以前のようなピーマン香はなく、除梗や選果のレベルが上がっている。 でもちょっと、商業的な造りに行きすぎたんじゃない?と言いたくなる。以前からのファンがブラインドで飲んだら、カロン・セギュールとは判らないでしょう。意外に甘いです。 05ボルドーって、早くから飲めて、長持ちもするのかなあ。 でも、近づきやすい味わいと、手が届かない価格の相反するところで、良好にできた格下のワインとは素人が判別しにくいものになっていると感じます。 それで、04にお買い得なワインもあることが判明。 その中でサンテミリオンのフィジャックを選びました。 前よりなんか飲みやすいぞと思ったら、メルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョンの比率が同じくらいになってました。 なるほどです。
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