|
2008/02/04(月)
メモリー
|
|
|
十日間も休まないと逆に連休が不安になったりするのは単なる気質でしょうか? 緊張感が緩むと返って疲れを感じたりするものです。 本当は休日にしかできない仕事(防災関係)があるのですが、ゆっくり休ませていただきました。 そろそろ休肝日を設けなきゃと思いながらも、昨日の飲みかけがあるので飲む飲む・・・。
メモリアス 2000 チリ 3,800円
エル・プリンシパルというワイナリーを開墾したのがナント! 元サンテミリオンのシャトー・パヴィのオーナーであるジャンポール・バレット氏であることはあまり知られていないと思う。 しかも99年に無くなっているのだった。 皮肉なことにシャトー・パヴィは受け継いだジェラール・ペルスがとんでもなく出世させた。 ちなみに私はバレット氏時代のパヴィは飲んだことがあります。 ペルス氏になってシャトー・パヴィの価格は急上昇し、手が届かなくなってしまいました。 話は戻りますが、まさかバレット氏がパヴィを売った資金でチリに開拓に行っているなんてことは知らなかったわけです。 しかも99にお亡くなりになっているとは、ですね。 バレット氏の奮闘を称えるワインがこのメモリアスだそうです。 カベルネ・ソーヴィニョン70%カルメネール30%をオークで16ヶ月熟成。 今回、一緒に開けたモンテス・アルファ2000とあわせ、00ってどんなヴィンテージだったかな?なんて思い出していました。 カベルネらしい特徴はモンテスのほうが強く、メモリアスはもっとしみじみ飲むような、例えば演歌を聴きながら飲むワインですね。 ワインにまつわるストーリーを知ると、どうしてもそうなっちゃいます。 00のカベルネってタンニンが硬いってイメージだったんですよね。 6年経って熟成したものを飲み、当時の平均的なチリカベの味わいを思い出しました。
|
|
|
|