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2008/02/12(火)
五臓六腑に染みわたるワイン
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強力な寒気団が接近中! 昼ご飯は久しぶりに地元で名店の信州ソバを食べる。 この蕎麦屋のご主人はかなりの腕前ボウラー。 当然ボウリング話で盛り上がりました。 昨年末に解散したボウリング場運営会社の元社員達の再就職が決まり、嬉しい知らせが届き始めました。 新天地で頑張っているようですね。 夕方は西方から黒い雪雲と強風により、気温は急降下。 天気は予報通りに変わっていきます。 明日の朝が怖いなあと思いながら開けたワイン。
クイエン 2005 チリ 3,000円
アンティヤルというワイナリーはチリのエノロジストであるアルヴァロ・エスピノザ自家製であります。 まあガレージワインの規模だったんですね。 だったんですねには意味があって、ワイン自体はアンティヤルという銘柄が早くから高い評価を得て、チリのHPで紹介されていたからです。 生産量が今でも少ないとはとても思えなかったわけです。 このクイエンはシラー55%カベルネ・ソーヴィニョン35%カルメネール10% エスピノザと言えば、アラス・デ・ピルケやオルガニコス・エミリアナの醸造担当として有名ですが、それぞれワイナリーに合ったワイン造りをしていたんだなあとこれを飲めば思う。 アンティヤルのワインは完全に趣味の範囲なんでしょう。 口に入れたらナント!ポムロルやブルゴーニュ北部の上等なワインを思い出すのです。 まるで自分の血を飲んでいるように、体と同化していくかの様なんですよ。 チリワインとしてはもの凄く個性的でありながら、赤ワインとしては価格以上の凄いワインを飲んでいる気になってしまいます。 ホント、五臓六腑に染みわたるかのようにスルスルと抵抗無く飲めてしまいます。 鉄分だなこれは・・・。
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