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2008/01/02(水)
久しぶりにウダウダと・・・
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いやあ、年末から寒いしなんて言い訳しながら家にこもってるわたしです。 実は年末年始に読み倒したいと思っていた本が溜まってまして・・・。 そのせいで、本日やっと年賀状の返信を書きました。 そういうわけで遅れます。 ごめんね。 今年は珍しく姪に色々とねだられる(お年玉以外に)ことが無いので数年ぶりにのんびり。 ちなみに姪3人はアニメ漬けだそう。←宿題や課題は大丈夫かな?
運送屋から初荷が届きました。 ワインの福袋。 配達してくれた兄さんは「ワインも福袋ってあるんですね」。 南国土佐では珍しいのかもしれないね。 なんてったって、県民1人あたりのワイン年間消費量は全国で40位くらいです。 さて、そんなこんなで届いた荷物にウキウキ! 初めて出会うチリワインの宝庫です。 このお店はチリワイン専門ていう珍しいところ。 http://www.yuyay.jp/ 数ヶ月前から知ってはいましたが、買うタイミングが難しい。 なんてったってチリワイナリー100軒制覇の夢がここにかかっているかもしれないからね。 それで本当に買いたいものが売り切れのことが多かった。 小規模インポーター兼なのでしかたがないか・・・。 でも見たこと無いラベルをしげしげと眺めながらニッコリです。 では早速!
ティエリ− シラ− 2005 1,600円
ヴィティヴィニコラ・ティエリ−というワイナリーはホセ・ティエリ−さんが近年起こしたもので新しいワイナリーです。 赤ワインは全てスイス規格のオーガニック畑だそう。 到着したばかりなので必殺波動グッズやデカンタでワインをなだめます。 ノン・フィルターなのか、若いワインなのに澱が多いですね。 樽を使ってないということでフレッシュ感が強いと思いきや、意外に98頃によくあったチリカベ独特の埃っぽい香りが・・・。 ついこの前飲んだイスラ・デ・マイポのシラーがこれと同じ系の強烈な土埃臭が強くてめげました。 この香りは以前ヴィニャ・アクィタニアのブルーノ・プラッツさんが畑で雨などが要因で葡萄に跳ね上がった土と一緒に醸造するからだとありまして、最新のブロアー付き選果台が話題に上ったことがあります。(根拠はないけれど) 安いグレードのワインでは仕方がないのかなという感じです。 ただ、このワインに関しては3時間くらい経ったらその匂いが減ったので、なんとか実態を掴むまでになりました。 ひょっとしてオーガニック臭なのか? 葡萄で造る酒だから、別の要因で起きる葡萄から以外の不快な香りはぶっちゃげ商売に響くものと思います。 ちなみにわたくしはこれをシラーと思えず・・・。 つまりシラーとしては珍しい味わいなんだろうね、なんて飲み進むうちに、段々と独特の胡椒の味がして、シラーかもと思えるようになりました。 つくづく人間の味覚なんて信用できないものだよね。 だから私はアレの香りがしてこれの香りがしてなんてテイスティングコメントは書かないし、あまり気にしません。 良い酒質が判れば良いと思ってます。って誰に言ってんだろうね? このワインはなるほどと思えるまでに時間がかかりすぎなので、ワイン会とかには不向きかなあ。 開けて二日目にニッコリできそうなティエリーのシラーでした。
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