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2007/05/31(木)
ある夜突然に
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たまたま今日は現場に出ることが無く、元同僚の葬儀で焼香することができました。
彼は突然の高熱から一晩のうちに命を失った。 よく風邪の菌が心臓に入ったとか、そういうものだ。 今年に入って知人の夫が同じことが原因で死の淵を彷徨ったけれども、無事に生還できた。 その違いはなんなのかというと、最初に行った病院の選択だったのかもしれない。 しかし、急に高熱が出たからといって救急対処をしなければならないなんて、直ぐに思うだろうか? しかしこれが運命の分かれ道だったりするわけです。
彼は幼い子供二人と妻を残して・・・。 葬儀は意外に静かだった。 親族は唖然というよりも、涙が枯れきっている・・・そんな感じ。 私は何度も一緒に仕事をしたし、仕事の話や趣味の話やと想い出が少なくないことを実感しながら焼香をして、手を合わした瞬間に涙が溢れた。 周りがあまりにも静まりかえり、お経だけが響いている。 嗚咽を堪えるのに必死だった。
なんで死んじゃったんだ。
なんでそんな死に方だったんだ。
そういう死も辛いものです。
二度ともう会えないなんて、とても信じることができない夜でした。
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