日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2007/02/17(土) 人体の不思議展へ
雨の土曜日、県立美術館で開催されている人体の不思議展へ行ってきました。
プラストミックという技術の素晴らしさと、人のからだって本当に良くできてるなあと感心。
教育の素材としては子供に見せるとしても有りだと私は感じましたよ。
雨だけに入場者も凄く多くて混雑を避けるのに大変でした。
最近のユーロ圏のニュースでは美術館や図書館内のカフェが注目されています。
特にフランスのニュース記事では特集になるくらい。
この県立美術館にも上等なイタリアンを開店させているのですが、お値段とサービスの質が釣り合わなくてがっかりさせられることが多かったのです。
最近流行の品格という言葉。
品格という単語だけでは生きた言葉にはなりませんが、品格があるのかないのかという批評などによって生きた記事になります。
地元の平均所得から見て高額なメニューを提供するお店には、もっとときめきや夢を売るサービスも心がけていただきたいですね。
セラーに眠っている超高額なワイン達に恥ずかしい思いをさせないように願いします。

今夜は久しぶりにちゃっちゃとパスタをこしらえまして、チリピノを開けました。
モンテス ピノ・ノワール 2006 1,680円
03,04と飲んで少々強情っ張りな濃いだけのピノって感じがしてましたが、06になってエレガンスを身に纏ってきた感じ。
ワイナリー主のアウレリオ・モンテスが半分趣味で大量生産してない状態なので、まだ実験段階ってことかな。
しかし昨今の流れだと何れプレミアムワインにも挑戦するだろうことは見えています。
シラーのフォリーは評価は高いけれど市場では成功しているのか?
ローヌのエルミタージュほどの値段に近づいてくると、それでも選んでくれるものを作るのは至難の業だと思います。
やはり市場はブランド志向に傾いてしまいますからね。
若くて濃いピノはでっかいグラスの方が美味しいと今さら気付きました。

2007/02/15(木) 嵐のあとに花粉が大量に飛ぶ
今日の花粉飛散量は昨日の何倍?
雨上がりの朝は杉花粉が大量に飛ぶんですよ。
さすがに今日はくしゃみの回数が多かったね。

さても今夜はチリのブランニュー。

パヌール カベルネ・ソーヴィニョン 2006 790円

ヴィネドス・エラスリス・オヴァリェの作品。
このワイナリー、チリのHPで探すもデータ無し。
ただ、ヴィニャ・エラスリスとは別のワイナリーと認識。
新興ワイナリーだと思われます。
このワインはコノ・スルのヴァラエタルにも通ずる感じで、とても果実味を重視する造りです。
ベリーやミントを感じますね。 酸の伸びもあります。
スクリューキャップを採り入れているのはこのシリーズだけか?
樽熟させたレセルヴァも楽しみですね。
06のカベルネを飲むのは2社目ですが、コストパフォーマンスを感じるヴィンテージです。

2007/02/11(日) 新しいうねり
誘われて冬のビアホールへ行って来ました。
するとナント!
幼なじみの双子姉妹に再会。 
しかも二人揃ってというのは子供の頃以来ですね。
子供の頃の記憶が蘇ってまいりました。
楽しい夜です。

さて、チリワインには新しい波が起きています。
それは、ヴァラエタル(単一品種傾向)からの脱却ですね。
そのひとつ、ヴィニャ・カリテラはエラスリス&モンダヴィでしたが、モンダヴィ社との提携が切れて
ヴィニャ・エラスリスの傘下になりました。
そこでエラスリス社が行ったことは、プレミアム・ワインを独立させたことです。
ヴィネド・チャドウィックとセーニャ&アルボレダは独立したワイナリーと醸造設備になってます。
カサ・ラポストルのクロ・アパルタも今は独立していますね。
畑と醸造設備を近づけて、より良いワインを造ろうとするものでしょう。
カリテラの話に戻ります。
レセルヴァはヴァラエタルからモデルチェンジしたもので、コルチャガ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョン85%、サンジョベーゼ8%、シラー7%をアメリカン&フレンチ・オークで10ヶ月熟成とあります。
注目はカベルネ・ソーヴィニョンにサンジョベーゼやシラーをブレンドする新しいスタイルに挑戦していることでしょう。
おそらく醸造責任者も替わっていると思われます。
それによって味わいは前年とは全く別次元のものになっています。
これだけ手間暇かけて100円程度の値上げで抑えているのはすごいですね。
ちなみに従来のレセルヴァはトリビュートになり、マルベックやシラーなど、ラベルの品種をメインにブレンドするタイプに変わっています。
他のワイナリーでもブレンドタイプのものが増えていますね。
ここ1〜3年はチリワインの大きな変革時期にあるのかもしれません。
プレミアムなピノ・ノワールの生産者も増えてきたことで注目です。

2007/02/08(木) ほんとに渇水です!
仕事で水源地を廻るコースだったのでダムの貯水量を生で見た私はショックを受けるほどでした。
貯水量は30%切ってます。 早明浦も60%切ったとか・・・。
上流の川の流れもところところでよどんでいるんですよ!
あ〜あ〜川の流れのようにぃ〜なんて鼻歌も出ようがありません。
節水の意識、肝に銘じまする。

2月に入ってからチリワインの画像がないですねということでそろそろ。
ちょっと贅沢なチリカベです。

ボタルクラ・ラ・ポルフィア2003 グラン・レセルヴァ 2,250円

とっても重厚な瓶で見た目は価格以上だし、チリワイン・アワードで銀賞も獲ってます。
さて、強烈に力強いものかと思いきや、実に優しいカベルネちゃん。
色もルビーがかった赤に近く、無理な濃縮も無し。
果実味のあとにじわっと複雑なタンニンが来て、思ったより弱めの樽香が余韻として伸びる感じ。
良いなあこれ。
何かに似ているぞって思ったら、デ・マルティノのグラン・ファミリアを少し優しくしてる感じ。
これがチリのフィネスなのか?  フィネスねえ・・・。
ラベルの鳥はチリのウズラです。
ラペル・ヴァレーの畑の周りにチョロチョロ出てくるそうです。

2007/02/06(火) 絶対的な基準
今日は19度まで上がってポカポカ陽気。
梅の開花も進んでますね。
急に春が来たって感じです。 でも水不足は深刻、早明浦ダムの映像がニュースを賑わす頃合いですね。

ワイナート最新号はサンテミリオンの格付けについて。
そこで格付けには絶対的な基準が実はあるのではないかと思うのは、シュヴァルブランの評判が悪くても特別な位置から落ちないってことですね。
高価格を維持してるからでしょうか。
プルミエ・グラン・クリュ・クラッセの絶対的な基準はなんだろうって不思議に思います。
まあ高く取引されていれば良いってわけでもないことは明白ですが。
トロロンモンドの昇格は良かったと思います。
しかし近年は大きなうねりがありすぎですね。
濃い、強い一辺倒ってのも見直される時期にきているのかな。
それでも色々なワインを満遍なく買う人って、ベテランになるほど居なくなるからね。
私の買う基準は買えるときに買えるだけって感じなので、良好なヴィンテージを買うことが少ない方だと思います。
飲んだことがないワインは買えるときに買う、ですかな。
愛すべきチリワインは年ごとに大きく変動しないから良いね!
シャトー・クロワ・ド・ヴェルサン2003 サンテミリオンAC

二本飲んだんですけど、どうも納得がいかないワイン。
2,300円くらいの価格でビックリするほどの味わいがあるとも思えないのは確かでした。
このまとまりの無さはなんなんだろう?
今回も以前と同じ感想でした。
でもACサンテミリオンだからね。何年か待てたら化けるかも。

2007/02/02(金) 冬らしい天気
平均温度が高いことばかり注目されるこの冬。
でも昨日は四国でもビックリするほどの雪景色でした。
でもなんだかおかしいなあと考えていますと、やはりいつもなら年末頃に起きる気候なんですね。
四国でも東寄りで雪が降るってときはそうなんです。
氷が張っているのを見ることもないこの冬。
明日の朝はどうかな?

今日は保育園や幼稚園で節分の行事でした。
子供ってやっぱり鬼は怖いのですね!
言うことを聞かない子は誰だあ。 鬼に扮した先生が子供を追うとぎゃあぎゃあ泣きわめいていました。
豆をまくときは正義のヒーローにでもなってる気分なんでしょうね。
私はもう歳の数だけ食べるのが大変です!

カレラ ジェンセン・ヴィンヤード 2001
こんな素敵なワインをいただけるとはホントに幸せですね。
旅を振り返ってムフフのわたくしです。

2007/02/01(木) リフレッシュ
1/30から神戸と大阪へ行って来ました。
名物と再会をテーマに散策や訪問などなど。

大阪のオサケン宅ではまたもや手厚いおもてなしをいただきました。
ありがたいことです。
帰りに香川県の琴平から吉野川あたりまで、かなり雪が降っていました。
今夜は寒いね。


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