日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2007/11/29(木) 祝賀パーティー
古い友人が働く釣り具会社が新社屋を建てまして、その落成記念パーティーに招待されて行ってきました。
6億数千万の投資と新しい人材を受け入れて、新しい体制で出発です。

しばらく釣りの方はご無沙汰していますが、フィールドへ出る時には君のお店を必ず利用するからね。
頑張って店と会社を盛り立ててください。
こんな素晴らしいレセプションに招待してくれて、ありがとう。

2007/11/27(火) 今日はちょっと長いかもよ
薄曇りで丁度いいのか寒いのか、微妙な日中に職場の忘年会準備。
まだ先のことなんですが、幹事やってますから色々とあるんですよねえ。
今年は女装でもしてみようかなあ・・・今更みたいにこっちの気があったのね、なんてつっこまれたいと思ったり。
ところが私がそれやるとギャグにならないから面白くないなあ。

で・・・午後は新人事考課制度の研修。
民では人事評価ということで同じ意味です。
給与に反映はされないけれど、職員の得手不得手を詳しく知ることにより、適材適所、新たな指導方法、意識の底上げを図るのが目的。
私はサラリーマン時代にこれで徹底的に嫌な思いをしたのです。
でも当時の経験が今の仕事のやり方に活かされているから不思議。
これで閉塞的な職場風土を本当に変えることが出来るのかな?
わたくしはここに来てずっと出る杭は打たれる的扱いをされてきたので見物です。
フォア・ザ・利用者の精神は私から拡がっていくのだ・・・ホントかな?
まあ、今までのほほんと過ごしてきた人達は、面倒な制度が始まったなあと思うでしょうね。

ではワインの話。

夕方馴染みのデパ地下へ行きまして、ボジョレ・ヌーヴォで一番人気は何ですかと尋ねたら、なんとタイユヴァンでした。
そう言えばエノテカさんとこでも輸入量を減したのか?売れ残ってる感じじゃないですね。
それにしてもジャドのACブルが2千円台でボジョレは3,990円となると、私なら迷わない選択です。

サン・ジュリアンのグリュオ・ラローズ。
近頃はサン・ジュリアンのワインに感動して「さんじゅりあ〜ん」と叫ぶことがないわたくしでありますが、実は00を1本だけ秘蔵中。
このワインに着目したのは、以前ネットでだけヤリトリしていた女性がワインの教室に通っていた時に、これのオールド・ヴィンテージで最高の状態であるのを出されて感動し、虜になりました。
というエピソードがありまして、その後わたしも3本ほど挑戦したのでございます。
ところが全部出荷されて10年以内のものだったので、真価を知らずにいます。
マルベックが入っているのはメドックの格付シャトーでは珍しく、また、長期熟成型のガッチリと筋肉質で名前に似つかわしくないのですが、20年くらい待つとやっと真価が発揮されるそうな。
すると2000はあと12年待たないとダメ?
有ることを記憶から消し去るようにしようか、飲む前に死んじゃったら嫌だから辛抱しきれずに飲むのか。
でもワイン好きはワクワクしながら12年を待つのだよ! そうかもね。

2007/11/26(月) さしのみ
昨日は新しい県政のリーダーが誕生しました。
ナント! 40歳という若さで知事の最年少記録更新です。
市長さんは現職がといってもまだ54歳。
若さは行動力と知恵に使ってください。
現場評価を自身の目で確かめずに思い込みだけで政策を進めないで欲しい。
私の願いはそのくらいなものです。

さて、今夜はベーグル・カフェの君とさしのみ。
ここはもちろん、チリワインに拘っていきます。

サン・ペドロのカボ・デ・オルノス1998は思ったより味わいの単調さと奥行きの無さを感じました。
オルガニコス・エミリアナのコヤム2004はシラー、カルムネール、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、ムールヴェドルというブレンド。
チリワイン・アワードのオーガニック部門で金賞を獲ったワインだけあって、素晴らしい出来です。
樽に負けない芳醇な果実味と複雑味が特徴。
トーレス・チリのマンソ・デ・ヴェラスコ2003はそろそろ良い感じに飲める状態。
カベルネ100%のチリワインとしては秀逸。

しかし最近飲んだワインはゴージャスだねえ。
でもコヤムなんか買ってから2年経ってやっと開けました。
コヤムがデイリーだったら味覚が贅沢に慣れすぎておかしくなるね。
濃いワイン談義の夜でした。

2007/11/23(金) プチワイン倶楽部
今日は祝日で休み、なんですがワイン倶楽部のメンバーは仕事だったようで、ちょいと顔を出してきたことがきっかけとなり、3人でディープな夜。
久しぶりだったせいか話題が尽きなかったねえ。
もっと時間が欲しいくらいでした。
とくに最近のホップの香りを活かしたビールの話は面白かったよ。

グラン・アラウカーノ カベルネ・ソーヴィニョン 2003はチリワイン・アワードで金賞を受賞しているワイン。
どっしりしているというよりは、フィネスを追求しているように感じました。
まあ3千円という価格を考慮したらメルロー主体であるボルドーのモンペラも十分選択肢に入ります。
ハウス・オブ・モランデは前回よりも良いコンディションで飲めました。
チリもブレンドタイプのワインが主流になりつつあり、品質の向上や新しい個性の創造がめざましいですね。

2007/11/21(水) 寒いよう・・・
大寒気団に水不足。
この冬は本当に厳冬? 懐具合も厳冬なのかも・・・

さてもシャトー・モンペラは2005。

三千円で買えるボルドーとしては優秀なワイン。
前回メルロの年といわれた03より04のほうが良かったんじゃない?と感想を残したワインですが05はどうでしょうか。
05はボルドー全体で優良な出来なのは有名。
インポーターはこぞってこのワインを持ち上げて買い集めたお陰か、今年はあっちこっちのワイン屋でゴロゴロあります。
売れすぎて買えないなんてことがないから有り難いんだけどね。
まあ味わいは05だけに凄いってこともなくて、良くできたモンペラという印象です。
調子に乗って高く売らない店から買いましょう。
私が買ったのは2,980円  最安値ではありません。

2007/11/19(月) 寒いねえ〜
この時期にしては強烈な寒気団が日本列島を襲ってきました。
この冬はラニーニャの影響で厳冬かもしれないと予想されています。
この気象条件には温暖化は・・・そんなの関係ねえ でございます。
にしても最高気温が14度ですか? 日中でも室温が19度までしか上がらなかった夜はワインが美味しく飲める室温です。

ニンケン アントゥウ シラー 2005 2,280円

この前モンテスのフォリーを飲んでチリのプレミアム・シラーにいたく感動したわたくしであります。
で調子に乗ってモントグラスのニンケンをと・・・

凄いです! これまたビックリです。

これはSさんにも知ってもらいたいビッグなシラーです!
コストパフォーマンス抜群のチリシラーでした。

2007/11/18(日) 二週連続でありま〜す
北西からの季節風が吹き荒れまして、気温は急降下なんです。
さても二週連続でワイン会となりまして・・・
またまた深酒でございました。

ヴィニャ・ペレス・クルスのリグアイ2003はカベルネ・ソーヴィニヨン35%シラー:35% カルムネール30%というブレンド。
02は3千円台だったのがいきなり6千円クラスに上がったのは評価の影響でありますが、03は確かにプレミアムチリレッドに相応しい出来でございました。
アラス・デ・ピルケのカラクテール2003も02よりは随分向上している。 まあビッグ・ヴィンテージの恩恵もあります。

ボルドーはフロンサックのオー・カルル2002はミシェル・ロランのフォントニルよりも良い感じに仕上がっておりました。
またまた深い深い夜をワインと共に数人で泳いだ夜です。

2007/11/16(金) 久しぶりに新顔
どよ〜んと曇り日よりでございました。
昨日の続きなんだけど、龍馬が生まれたのは11月10日、命日が15日というのが研究者調べです。

ヴィニャ・パルグア
1995にスイス企画のオーガニック認証を得たワイナリー
ケブラダ・デ・マクールでも働くジャン・パスカル・ラカーズ氏が先頭に立って8人チームで造られるそうな。

パルグア 2005  2,604円 チリ

カベルネ・ソーヴィニヨン44%, メルロー24%, カルメネール23%, シラー9%をオークで12ヶ月熟成。

アルコールが15.1%というとんでもない量なのですが、飲んでみるときれいに溶け、タンニンもシルキーだから、アルコール臭さは感じません。
温度が上がるとさすがに出てきますけど。
とにかく果実味のボリュームが凄くて樽香は陰で支える感じ。
若干ドムス・アウレアを覗かせる雰囲気があります。
まあこちらは色々とブレンドしてますからね。
でもけっしてチリワイン以外のものを思い起こさせることはないのです。
オーガニックだけれど瓶には表示して無くて、これからは当然であろうというワイナリーの意志を感じます。
ラベルはチリの四季を表しています。

2007/11/09(金) ぽかぽか暖かい
ここに来て冬への扉は固く閉ざされてしまったのか、昼間はかなり暖かい日が続きます。
今日も23度くらいまで上がり、Tシャツの人もいるくらいです。
なのにダウンジャケットを着てウロウロする若者は夜通し遊ぶつもりなんでしょうか?

さて、近頃は前年にも増してオーガニックです表示のワインが増えるわ増えるわですね。
画一的なものから土地の個性へと味わいの違いを狙うなら、良い流れかも知れません。
ただ、ある程度のレベルに達してないと売りづらいでしょう。
今夜のは意外に合格!

ソレウス カベルネ・ソーヴィニョン 2006 チリ 1,417円

モントグラスがスイス基準オーガニック認定畑から集めた葡萄で造ったもの。
それ薄という駄洒落が思わず出てしまうほど優しい味わい。
コノ・スルのものとは一線を画すもので、なんだかホッとします。
タンニンが優しいんですよねえ。
上手に樽熟性させていて、思ったより上品なんです。
近頃ニンケンとか、上級のものは価値も価格も上がってきましたが、バラエタルとか、レセルバクラスが以前よりいまいちになってきているのを感じていたから、ソレウスには驚きました。

2007/11/04(日) 馬鹿げてるというシラ−
ワインカフェ 今夜はピアニストのYさんを迎え、深い深い夜をワインと共に過ごしました。

二人で2本と半分を9時間かけて・・・
最後に開けたのがモンテスのフォリー。

モンテス フォリー 2004 チリ 6,500円

モンテスがローヌのエルミタージュやコート・ロティに挑戦すべく、45度の斜面にシラーを植えたら、馬鹿げていると周りに言われたことから付いた銘柄だそうです。

正直、エルミタージュかロティと飲み比べしたかった銘柄でしたが、そんなものは杞憂(取り越し苦労)に終わってしまいました。

なんとも素晴らしいワインで時間とともに変化が楽しめて、タレを感じることがありません。
まさかのチリ・シラーでございました。
このクオリティでしたら買うのを躊躇する必要がないでしょう。

二人でしみじみと語ってしまったフォリーでした。

2007/11/01(木) 退行な街
巷では今月の知事選を睨んでざわついておりますが、若い候補者も出てきたりして、地元の発展にどう寄与してくれるのかなあ。
中心商店街は相も変わらず閉店続出です。
あの店が?と思うような店まで倒産とか破産とか、寂しい限りですね。
そう言いながらわたくしも客の一人ではなかったなあとか、想う日々です。
この歳になると嫌が上でも関心を持たざるを得ないことが次々におきてきます。

10月はめまぐるしい気候で体調を崩された人々を多く見ました。
初旬は夏、中旬は冬の訪れを感じる寒さ、下旬はまた夏の揺り戻しいう感じです。
四季はどんどん崩れていきますね。 この冬はどうなるでしょう?

わたくしの懐具合も寒い限りですが、ワインライフだけは続いています。
ということは、何を削ったのかって検証したら、色々とありますね。
自分でもちょっと意外なものまで買うのを控えていたんです。
夜に外へ出ることもすっかり無くなっているこの頃・・・。
忘年会の幹事という仕事がまたやってきたというのも、職場で持ち回りの役割がなんと!二年に一度もやってきます。
便利に扱われているものだねえ。
でも一番懸念していることは、自身の送別会までひょっとしたら私が段取るの?ということ。
アウトソーシング、アウトソーシング、予算、予算、毎週こればっかりで落ち着きませんね。
でワインの話。

ハウス・オブ・モランデ 2001 チリ 2,500円

懐かしいワイナリーのトップ銘柄。
インポーターが替わってすっかり見かけなくなったと思っていたものですが、ひょっこりデパ地下の棚に潜っていました。
カベルネ・ソーヴィニョン68% カベルネ・フラン19% カリニャン6% メルロ4% カルメネール3%をフレンチオークで18ヶ月熟成とあります。
マイポ・ヴァレーのブドウなので、割と陽気な味わいかなとも思いきや、しっかりしてました。
でもこんなにブレンドしているのに味わいの層が浅いなあと感じてしまいました。
もうちょっと熟成させるか、若いうちに飲むのかで違うものにはなりそうです。


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