日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2006年3月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新の絵日記ダイジェスト
2015/04/29 姪の結婚報告と BARの店じまい
2015/04/27 南仏カベ
2015/04/26 メドックのプティ・シャトー
2015/04/23 期待していただけに・・・
2015/04/20 託す為のワイン

直接移動: 20154 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 1 月  20138 6 5 月  20127 5 3 2 1 月  201112 10 8 7 3 2 1 月  201012 11 10 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 月 

2006/03/16(木) 久しぶりの新顔
厳しい寒気も去り、今度は嵐のような雨。
咲き始めたソメイヨシノもビックリですね。

私にとって、ささやかな喜びは自動販売機でもう一本当たり!
そんなことでも気持ちの良い午後になったりします。
今夜は久しぶりに南仏のラングドック・リューション地区。
サン・コムのネゴシアンブランドです。

プティセップ フランス ヴァン・ド・ペイ 880円

ノンヴィンテージのヴァラエタル・シリーズのワインで、とうとうこんなフランス庶民ががぶ飲みするようなワインも輸出されるようになってきたのだなあ、というのが率直な感想です。
1ユーロ142円程度でこの価格なのですから。
近頃のワイン価格は、粗利の取りやすい有名なワインと取りにくい薄利多売のものが、はっきりと割れてきているようです。
特に一流シャトーのセカンドワインは数年前の2倍程度の価格になっているし、ドンペリのロゼなどは希望小売価格でも2倍以上の値が付いていますね。
ただ、一般的に売れる千円クラスのものが軒並み値上がりし、売りにくい状態が続いているのは目に見えています。
ワイン市場全体がどんどん沈んでいっているのはネット市場の在庫を見ても明らかなことです。
ところで、サン・コムはリトル・ジェームス・バスケット・プレイスというグルナッシュ100%で千円ワインはなかなかの品質で私もけっこう買っていました。
さて、同じ様なキャラクターもののプティセップはどうでしょうか?
これは完全に南米のワインを意識した造りや味わいになっています。
このワインが浸みるタイプの人造コルクは好きではないけれど、味わいは果実味のストレートな味わいを感じます。
カベルネ・ソーヴィニョンのほうも同じですが、若干うさんくさい香りもしますね。
飲み過ぎると頭痛を起こしそう。
シャルドネは花見にもってこいのフルーティーでチリワインのような味わいになってます。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.