|
2006/03/16(木)
久しぶりの新顔
|
|
|
厳しい寒気も去り、今度は嵐のような雨。 咲き始めたソメイヨシノもビックリですね。
私にとって、ささやかな喜びは自動販売機でもう一本当たり! そんなことでも気持ちの良い午後になったりします。 今夜は久しぶりに南仏のラングドック・リューション地区。 サン・コムのネゴシアンブランドです。
プティセップ フランス ヴァン・ド・ペイ 880円
ノンヴィンテージのヴァラエタル・シリーズのワインで、とうとうこんなフランス庶民ががぶ飲みするようなワインも輸出されるようになってきたのだなあ、というのが率直な感想です。 1ユーロ142円程度でこの価格なのですから。 近頃のワイン価格は、粗利の取りやすい有名なワインと取りにくい薄利多売のものが、はっきりと割れてきているようです。 特に一流シャトーのセカンドワインは数年前の2倍程度の価格になっているし、ドンペリのロゼなどは希望小売価格でも2倍以上の値が付いていますね。 ただ、一般的に売れる千円クラスのものが軒並み値上がりし、売りにくい状態が続いているのは目に見えています。 ワイン市場全体がどんどん沈んでいっているのはネット市場の在庫を見ても明らかなことです。 ところで、サン・コムはリトル・ジェームス・バスケット・プレイスというグルナッシュ100%で千円ワインはなかなかの品質で私もけっこう買っていました。 さて、同じ様なキャラクターもののプティセップはどうでしょうか? これは完全に南米のワインを意識した造りや味わいになっています。 このワインが浸みるタイプの人造コルクは好きではないけれど、味わいは果実味のストレートな味わいを感じます。 カベルネ・ソーヴィニョンのほうも同じですが、若干うさんくさい香りもしますね。 飲み過ぎると頭痛を起こしそう。 シャルドネは花見にもってこいのフルーティーでチリワインのような味わいになってます。
|
|
|
|