日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2006/12/17(日) ニューフェイス
西方から寒気団が迫ってきて、朝より日中のほうが寒くなってきた一日。
昼休みに近所の二十四万石博で行われる功名鍋まつりにいってきました。
毎週土曜日に行われるイベントで、一度に3種類のご当地鍋をいただくことが出来ます。
前回食べたのは伊勢エビ鍋、キジ鍋、豚汁。
今回はどろめ汁、ボタン鍋、しし鍋といった具合です。
これが1杯100円。 器は小さいけれど満足できる量でした。

さて、チリのワイナリーも70軒目くらいでしょうか。
このHPでは66軒くらいしか紹介してないですね。
社名が変わったり、吸収合併があったり、チリも世界市場戦略のために輸出向けに力がかなり入ってます。
今夜はマイポヴァレーのヴィニャ・ヴェンティスケロ。
すでにワイナリーのHPはチェックして、チリ・ヴィノス・コムでも価格をチェックしていたものです。
このワイナリーの特徴はメルローに力を入れているところ。
普通マイポならカベルネ・ソーヴィニョンが一般的です。

ヴェンティスケロ メルロー レセルバ 2004 1,575円

チリ・ヴィノス・ポイントでもメルローの評価は高く、価格は一般的ですから、コスト・パフォーマンスは高いでしょう。
ただ、これを扱ってるショップの売り文句は大袈裟すぎです。
ヴェンティスケロは自社でインポート作業をやってしまうほど日本市場に期待している様子。
ワインの特徴は懐かしい味わい。 つまり、普通はカベルネのほうにあるパシフィック・アロマがあるのです。
この特徴は葡萄畑の近くにオリーブの木が多いことから出るそうで、チリワインにのみあったもの。
近年は純粋さを求めて葡萄畑の周りの木々を抜き取るワイナリーが多くなったとある取材文にありました。
同じマイポのケブラダ・デ・マクールにも通ずるこの味わいの特徴は、逆に新鮮に感じる人が多いのかもしれません。
特にメルローでこの味わいは強い個性となって表れています。
但し、この特徴が嫌いな人も多いでしょう。
私は今だからこの個性が生きると感じています。 美味しいワインです。


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