日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2006/01/14(土) 結露パニック!
ずっと寒い日々が続いたのに、今日は急に暖かく湿った空気が町を覆いました。
夏、コップに冷たい水を入れると、コップに結露しますよねえ。
コップが冷たくて、中身が入っていないと内と外両方に結露します。
そういう現象が町中すべてに起きてしまいました。
窓ガラスは曇りっぱなし、コンクリートは結露でびしょびしょです。拭いても拭いても果てしなくですね。
あるマンションの管理人さんも嘆いていました。
最高気温は18度に達するほど暖かいけれど、雨の一日でした。
そう言えば、ダムの貯水率は30%台まで減っていたので恵みの雨に多少はなったかもしれないね。

明日は晴れるかな?

休肝日も3日続きましたねえ。
さて、明日は久しぶりに再会のP社営業マンとYさんで豪華にいきますか!

震災後に再開発された神戸市長田区のアスタです。
地下1階、地上2階というとても立派な最新デザインのアーケード街なのです。
http://www.asuta-club.com/index02.htm

2006/01/12(木) 傾向
傾いた方向へ向くことですねえ。
チリではユーロ市場が堅調な為に新規参入ワイナリーも続出し、元々生産力のある国ですから、生産過剰問題が浮上するだろうと言われています。
現実にオーストラリアではあったわけですからね。
市場に生き残るためには、生産過剰を抑えるためにワインがプレミアム化しても、生き残るブランド力を強化することでしょう。
その為の動きも活発です。
もちろん、ヴァラエタル・ワインの千円以下のものでもある程度の水準は保たなければならないでしょう。
チリカベ・ブーム後に一時造りが雑になって、調子を落としたことも経験してますからね。
今夜の紹介はデ・マルティノS・A

サンタ・イネス レセルバ 2003 カベルネ・ソーヴィニョン 1.030円

イタリア移民系のデ・マルティノはチリで最初にカルメネールのヴァラエタル・ワインを造ったことで有名です。
メルローと一緒に植わっているカルメネールとは記号の付いた札を木に付けて選果しているそうです。
現在ではカルメネールだけの畑も増えているようですね。
モンテスのパープル・エンジェルでプレミアムクラスへチャレンジです。でもデ・マルティノ社にもグラン・ファミリアにカルメネールがあるのですねえ。そういうことで実際は2番目かな?
このワイナリーのサンタ・イネスのクラスではユーロ市場をかなり意識した造りで、元々はカリフォルニアのカベルネみたいでした。
でも最近はボルドーを意識したような感じですね。
ワインのコスト・パフォーマンスという部分ではかなり良いです。

昨日の日記に出た大先輩は普通病棟へ・・・ほっと胸をなで下ろしたいところですが、また手術をしないといけないそうです。
タバコの吸いすぎには気を付けましょう。

私も数ヶ月ぶりに髪をバッサリと切り落として、明日からも頑張ります。

2006/01/11(水) 運気とは一体?
昨日、ようやく初詣を済ませ、おみくじを買ったら大吉です。
読むと良いことばかり書いてるねえ。
さて、おみくじ通りの年になるでしょうか?
今朝は不幸なことが起きました。
私は二人でひとつの様な仕事を先輩と分け合って仕事しています。
そのどちらも欠けたら困るのですねえ。ところが先輩が来ない。
連絡を取ると、休日の間に成人の三大疾病のひとつで倒れていたのです。
職場にとっては緊急事態発生です。代わりは簡単には見つからないので、相手先にお断りの電話をする機会が増えます。
大先輩、早く元気な姿をまた見せてください。
そういうわけで、今月のBVC神戸行きは諦めようと思います。
そして、休みの前の日以外は休肝にします。 職場を守る責任も重くなったからです。
そういうわけで、明日からは最近紹介しきれていないワインを登場させて、それが切れたらワイン飲みじゃない日記になるかな。
さて、今夜は記憶に残る銘柄です。

ミゲル・トーレス・チリ マンソ・デ・ヴェラスコ1996 3,570円

トーレス・チリのワインを初めて見たのは98年あたりに大阪の阪急デパ地下だったと思います。
当時はまだ三国ワインではなくて、三国コカ・コーラが輸入して三国ワインはただの販社でした。
現在は三国ワインも独立して、本社は東京に移りました。立派になったものです。そういえば北海道コカ・コーラの中島商店プロジェクトはどうなったのかな? オージー・ワインをメインにやってましたが。
さて、当時のトーレス・チリのワインはフルーティーでとてもまろやかで、とにかく飲み口の優しいカベルネ・ソーヴィニョンでした。
このマンソ・デ・ヴェラスコは当時は知らなかった銘柄で、樹齢100年以上のカベルネ・ソーヴィニョンで造る長命タイプのワインです。10年目を迎えても全くそんな感じはなく、今から飲み頃かなと思うようなスタイルです。でも味わいはチリカベって感じですよ。
この銘柄も随分出世したようなデザインに今は変わっていまして、造りもより高級感を演出した感じになっていますね。
久しぶりに三国コカ・コーラのラベルを見て、にんまりしてしまった夜です。さあ、明日からまた大変だ!

2006/01/09(月) 成人の日かあ・・・
思い出せば20年前、成人の日は東京の中小企業で仕事していました。
そんな私も地元にすっかり根付いていますが、当時のチャレンジャー(同級生)はどこでどうしているのかなあ?
ちょっと興味が湧きます。
そんな一日は自身のナルシシズムを満足させる日だと思ってあれこれやってみたものの、意気消沈という結果でした。
やはり、ダイエットは不可欠です。

今夜もチリで続きましょう。
ご存じコノ・スルです。天然コルクに蝋キャップ当時から、果実の力と共に、フレッシュ感をとても大切にしてきたワイナリーです。
現在ではウレタン性のサプリーム・コルクを積極的に使用しています。これがまた、このワイナリーのワイン造りにはピッタリなんです。
しかも、多品種に積極的な挑戦をしていますね。
このワイナリーはオシオというピノ・ノワール以外にスーパー・チリワインを造っていないのですが、近いうちに親会社のドン・メルチョを越えるものも出てきそうな雰囲気はあります。
今夜はカベルネ・ソーヴィニョン レセルヴァ 2004 980円
この品質のワインを千円で売り続けることがチリパワーでしょう。
逆に言えば、こうじゃなければチリじゃない。
ラベルデザインはやっと落ち着いた感じになりました。
でも中身は変わらず力強く、完熟したブドウを感じ、バランスも素晴らしいですね。
下のヴァラエタル・シリーズではもっと軽く、飲み疲れない感じです。レセルヴァは樽熟もされているので力強さとチリカベらしい味わいの個性を感じさせてくれます。
04もなかなかのグッド・ヴィンテージですね。
コノ・スルは造りも価格も一貫していて、インポーターの良心を感じます。

2006/01/08(日) 熱い会話
今日は姪達も、冬休み最後に押しかけて来る日です。
そうは言っても三人三様ですねえ。
次女は早々に引き上げ、三女はその後にノコノコと現れ、長女ととの会話も噛み合わない。
まあ、そういうことで じゃないのですけどコルクでコルク・ボックスを作ってくれるようです。
今夜は土台すらできていないけれども、コルクのイカダを眺めながらの泡。
ドイツのゼクトです。
さて、姪っ子とのコミュニケーションは続きまして、勢いに乗るのはこれ。
ルイス・フェリペ・エドワルズです。

ルイス・フェリペ・エドワルズ テラスド グラン・レゼルヴァ 2003 チリ 1,780円

コルチャガ・ヴァレーの家族経営という小規模なワイナリーです。
グラン・レセルヴァからテラスド・レゼルヴァと名前は変わりましたが中身は今まで通りです。
樹齢50年以上のカベルネ・ソーヴィニョンから作られる、高品質でエレガントなワインは以前と変わらず、チリの良心というか、高品質なワイン造りにかける信念を感じます。
この価格でこの品質のワイン、これこそがチリの本命でしょう。

さて、姪との話しも熱く続きました。
きちんと目線を合わせて話が出来る子です。
きっと受験も成功してくれるでしょう。

2006/01/07(土) 一期一会
風雪注意報の出た高知です。
平野部は無事でも、山間部を抜ける高速道路はさすがに通行止めになりました。
いやあ、ホント 寒い寒い。
日本のこんな大雪被害は20年ぶりだそうです。
鉄道の脱線事故も大変ですねえ。でも昔のことを思えば、よく動いている方だとは思いますね。
除雪技術も良くなったものです。でも民家は別なので、雪掻きは大変な御苦労だと思います。
そんな厳しい土地にでも順応しようと努力するのが、人類の強いところですかねえ。

久しぶりに磯釣り大会の案内もいただきましたが、丁度神戸行きと重なってしまい、残念。
神戸はBVC恒例になった関西の例会ですね。
これだけは頑張って参加し続けております。
ワインとは常に一期一会。
同じ銘柄でも保存状態や飲むときの温度や体調などで、全く同じ感じには感じさせてくれません。
それがまた、魅力でもありますね。
今夜は11月にも飲んだワインです。

シャトー・ポタンサック 1991 ボルドー(メドックAC)2,600円
ブルジョワ級のワイナリーです。
11月のよりはタンニンもしっかりしていて、果実味もまだ生きているようです。
バッドな年のワインらしく、渋味が果実味よりも勝り、ワイン通でなければ理解できない味わいでしょう。
長期熟成型のワインといっても、タンニンが修まる頃に果実の力がない年では間抜けな味わいになってしまいます。
ブドウの出来が悪い年ほど、果実味を抽出することに努力するので皮の渋味も余計に混ざってしまい、そんなワインになってしまうのでしょうね。
それでも、ここぞというタイミングで市場に出したポタンサックに拍手。

2006/01/06(金) 特別なキュベとは?
新年最初の週末を迎えました。
また大寒気団が日本列島を襲います。
今日は雪は降らないものの、曇った状態が長く続きました。
日中も7度という寒さですねえ。

さて、06に入ってからはボルドーの右岸を飲んでます。
右岸というのはボルドー地域に流れているひとつであるドルドーニュ川を大西洋に向かって右にあることから右岸と言われているわけですが、日本人の殆どは何で右岸?なのでしょう。

昨日からコート・ド・カスティヨンのシャトー・サン・コロンブをいただいてまして、二日目はもっと良好な感じです。
そう言えば、こんなのもあったよねえ・・・と思いだしたのがプピーユです。

プピーユ 2001 ボルドー(コート・ド・カスティヨンAC)2,920円

コート・ド・カスティヨンのシャトー・プピーユのスペシャル・ワインです。
サンテミリオンのシャトー・フォジェールに対して、シャトー・ペヴィ・フォジェールがあるようなものですね。
樹齢40年以上のメルロ100%で造られています。
これはですね、サンテミリオンのプルミエール・グラン・クリュ・クラッセやポムロルなどで、10年以上待たないと飲めないくらい真っ黒で渋で複雑で奥深いワインを目指しているようです。
メルロなのに渋いのはサンテミリオンのアンジェリュスを彷彿させるほどなのです。
ちなみにプピーユの00はブラインド・テイスティング大会でペトリュス(ポムロル)と争った実力の持ち主。
さて、私はペトリュスなんて知らないですが、これは01のものだと言えども、今のところは濃い渋いしか掴めない潜在力の深いものだと理解しました。
つまり、早く飲み過ぎたということですね。どうこう言える状態までは後何年かかるかな?
でも、早くから美味しいのが私好みであることには違いないかな。
だって私の人生、飲み頃を待つまでに死んじゃうかもしれないから。
ということで、スーパー・チリワインのページも早く作らないとね!

2006/01/05(木) また大寒気団の接近かも
昨年末からの寒いのに慣れたカラダでは、意外に寒いと感じない一日の始まりだったのですが・・・
曇り空で日中の気温も上がらないので、午後の方が寒く感じたほどです。
夕方4度という気温を見て、北国はまた苦労しているのかなあと心配しつつ、自分も大丈夫?と心に語りかけている一日です。
昨日の今日という言葉もありますから、晩のおかずはもちろん豆腐。そして今日は絶対に新鮮である鯖フライですね。
でもワインは赤ワイン。

シャトー・サン・コロンブ 2001 ボルドー(コート・ド・カスティヨンAC) 1,555円

コート・ド・カスティヨンといえば、サンテミリオンより東の内陸側に拡がる地域です。
もちろん、メルロー主体の生産地です。サンテミリオンより土地が安くて品質の良いワインを造ることが出来るので、サンテミリオンなどの有名な醸造家はこの地域へどんどん進出していってます。
有名どころでは、ナイペルグ、ジャン・リュック・テニュバン、ジェラール・ペルスなどなど、ワインメイカーではミシェル・ロランやステファン・デュルノン・クール等々ですね。
さて、このワイナリーにはジェラール・ペルスとアラン・レイノーのコンビで造っています。
ジェラール・ペルスと言えば、サンテミリオンのシャトー・パヴィやモンブスケを巨大なワインに化けさせた英雄です。
その人の造ったコート・ド・カスティヨンのサン・コロンブはサンテミリオンほどの過度な表現もなく、早くから美味しく飲めるのでけっこう好きですね。同地区のカップ・ド・フォジェールも似たようなニュアンスがあります。
千円台でなかなか美味しいワインが出来るコート・ド・カスティヨンなのです。
今夜は体調が万全じゃないのに半分も飲みました(爆)

2006/01/04(水) 死ぬかと思った!
3日深夜のこと、ふと目覚めた私はお腹の異変に気づくやいなや、貧血に襲われ、耳鳴りが発生!
これは食あたりだと感じてから、トイレが非常に遠く感じたものであります。
わずか3メートルのトイレまでの距離を貧血で意識がもうろうとしながらも、這いずってやっと辿り着き、便座に腰掛けました。
意識が飛びそうになるのを堪えますと、頭から大量の脂汗が発生して額からポタポタとしたたり落ちるのです。
これはひょっとして・・・インフルエンザ? そんな熱感もあります。用を足してなんとかフロアに横たわると、また気を失いそうな感じが・・・死んじゃうの?私・・・状態だったのですよ!
これは今朝の出勤ピンチ! しかも気が付くと早朝4時頃。
でもなんとか這って布団へ潜った私は半分死んだような顔で出勤したのでした。本当に青い顔で目が赤い・・・不気味である。
職場にいるのが奇蹟だと思えたほど。
原因はおそらく、夕べ売れ残りの鰯フライに手を出してしまったからだろう。これで食中毒症状は5回目くらいかな。
ちなみに過去に病院まで行って処置を受けたのは二度ある。
母は看護師だったので、あまりの冷静さに子供ながら唖然としたものだ。心の中ではもっと慌てた姿を想像していたのに・・・。
さて、無事に仕事を済ませて帰宅したからシャンパンで

マィィ グラン・クリュ ブリュット・レゼルヴ シャンパーニュAC 2,890円

シャンパーニュはブルゴーニュと同じで畑に格付けがなされています。
しかしこの畑への格付けは、ワインの価値に必ずしも影響しないのはブルゴーニュと同じでありまして、グラン・クリュといってもピンキリなのですね。
しかも、シャンパーニュの場合、ドン・ペリニョンなどのようにグラン・クリュ畑の葡萄のみで造られていても、ラベルに表示しないのが多いのです。
さて、協業組合のマィィではグラン・クリュ畑のシャンパンを沢山作っています。
このワインはブリュット・レゼルヴとありますが、澱引き(デコルジュマン)から直ぐの感じで、コルクの復元力は元気です。
色はしっかりと濃い金色で、ミネラル感もしっかりとあり、高級なシャブリに泡を足したようなニュアンスです。
複雑で余韻が長い、これが特級畑の特徴なのか?
でもドンペリなんか意外に後味もあっさりしていたりして、やはり飲んでみないとグラン・クリュの実力なんて量れないものですね。
これは通好みのシャンパーニュでしょう。

2006/01/03(火) 今日もボルドー
正月休みも今日で最後、でも姪はまだまだなので遊びに来ていました。
そういえば、この年末年始にらしい豪華な食事はしてないですね。
昼間はカレーで夜は豆腐&チーズってな感じです。
さて、今夜もサンテミリオン

プリューレ・デ・ジャコバン 2000 ボルドー(サンテミリオン・グランクリュAC)2,290円

これは特別級のシャトー・クロ・デ・ジャコバンのセカンドワインです。
このサンテミリオン・グランクリュというアペラシオンは格付けではなくて、ワイン造りの基準をACサンテミリオンとは区別しているというややこしい規格なのです。
簡単に説明しますと、普通のACサンテミリオンよりは畑の面積に対して低収量で濃いワインになっているということですね。
ですから、セカンドワインといってもこの規格だから濃いワインです。
00というビッグ・ヴィンテージらしい濃さで、果実味はまだまだ樽香に負けないくらいです。
2〜3日に分けて飲めば面白そうです。私は二日かけて楽しみました。もちろん、二日目の方が美味しかったですよ。
コーディエ社の頃は黒いラベルでした。
現在はジェラール・フレッドマン氏の所有だとラベルにあります。

2006/01/02(月) 正月と言えばボルドー
毎年、そんな感じです。
ですが、最近はメドックのものはあまり買ってないですねえ。
年明けから暖かい(と言っても12月よりです)感じです。
今日も姪と遊んでました。
姪の門限は物騒な事件が多くなってからは、夕方5時です。
さて、サンテミリオンのガッツン系は

シャトー・フォジェール 2001 ボルドー(サンテミリオン・グランクリュAC)3,340円

コリンヌ・ギゼさんの奮闘するワイナリーでしたが、確か03に売られました。
98より亡き夫の名を使ったペヴィ・フォジェールはスーパー・ガレージ・ワインになりましたねえ。
でもシャトー・フォジェールはこのヴィンテージでもガッツンとメルローの濃さで勝負していて、複雑性はなくても良い意味でサンテミリオンらしさはしっかりと感じるワインです。
コート・ド・カスティヨンのカップ・ド・フォジェールのほうがもっと柔らかくてコスト・パフォーマンスを感じるワインですね。
ラベルが暗めなのも特徴的なシャトー・フォジェールでした。

2006/01/01(日) 謹賀新年
のんびりと元旦から過ごしております。

しかしまあ、先月は飲み過ぎですね!
今年はペースダウンで2〜3日でちょっと良いのを1本飲みたいなあなんて、テーマをもっています。
もちろん、チリは100ワイナリー突破の目標はありますよ!
さて、今年の1本目 テーマはヴィオデナミだから美味しいの?です。

シャトー・ラ・グラーヴ 2003 ボルドー(フロンサックAC)2,850円 98よりエコセールのビオデナミ認証

フロンサックらしく、タンニンの重いメルローを新樽で抑えているという感じの造りです。
ロースト香の後に、ずっしりと重いタンニンが来る感じですねえ。
熟成したときに複雑さが表れてくるのかは?ですね。
ですから、ヴィオデナミだから絶対に良い葡萄ができるのかは断言できないし、もちろん、醸造技術が一番、ワインの味わいに左右すると思います。
でもこのワインは良いほうだと思いますよ。


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