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2005/09/19(月)
チリピノ
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ここ二日間、喋りすぎやタバコの害を受けまして、喉の痛みを感じていたんです。その後にくしゃみが出始め、風邪の予感。 弱っていた喉からウィルスに侵入されてしまいました。 昨夜のおしゃべりはなぜ、深夜にまで及んだかと言いますと、殆どはある女性の話に耳を傾けていたのですが、その内容は人生観というとてもとても深い海のようなものでありまして、ここで語り尽くすことは不可能です。 ただ、私のことを心配してくれてのこと、この方とのつき合いは、店主と客という間柄。年数回ほどしか行かない店だけど、ひとりで行った場合は必ず深い話になります。 こういう人生の大先輩の話は貴重ですね。
土佐人は涼しくならなければワインを飲みたいという気持ちにならないようです。 久しぶりにあったワインクラブのメンバーとの話で10月にはやりましょうかということに。 その頃にはピノ・ノワールも気遣い無しに美味しく飲める気温になっているかな。 ちょっとその前に ラ・ミシオン ピノ・ノワール 2004 チリ 1,450円 ブルゴーニュでは有名なウィリアム・フェーブルさんがチリで興したワイナリーはまだまだ若いのです。 ワイナリーの規模は大きい方ではなく、あまり量産に走らないで丁寧に造ることを信条としている模様。 ピノ・ノワールはこのヴァラエタルシリーズでも40%葡萄の実を緑色の若いうちに選果して落とします。 02の生産量では13,000本と少ないですね。 ちなみに02のカベルネ・ソーヴィニョンは15万本生産しています。 ブルゴーニュと同じスモール・オープンタンクを使用し、発酵から瓶詰めに至るまでやっています。 オーク樽での熟成はなされていないので、フレッシュ感を強く感じます。味わい的には過度に凝縮されていなくて、アルコールは13.9%と高いにもかかわらず、バランスが良いのでそれを感じさせません。 コノ・スルのヴァラエタルに近い感じかなあ。 コストパフォーマンスではコンチャ・イ・トロのディアブロのほうに軍配を上げます。 このフルーティーなピノは鮭とか鰺には良く合いました。
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