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2005/08/07(日)
親子
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親子の絆は死ぬまで。 うちは私を除くと完全に女系、父から子への直系は私の代で終わり。 墓守は姪にお願いするしかない。 生き物は淘汰され、強いもののみが時代を築いていくものだ。 人は弱き者を救いすぎた。宗教や医学の発達のおかげ。 こんなアレルギー体質で毎日しんどい目に遭うDNAを残そうなんて、とても思いつかなくなった。 おまけに変な人格まで備わっている。 アレルギー体質は、ますます父に似てきた。 こんなの大嫌いだ。 せめて性格だけでもこのまま、あっけらかんと立ち直れるままでいたい。 母と子のディープな会話で、私ははっきりと自分の意思を語った。 ごめん、お母さん。 生きている間だけは、頑張るよ。
ワインの季刊誌ワイナートは今月から隔月誌になった。 内容がワイン王国みたいに売りたいが為の雑誌になったらがっかり。 でもスポンサーが小売店側にあるとどうしても商売に偏っていく。 ワイナートは生産者と消費者を直接結びつける内容であって欲しい。間に小売業者が目立つのはワイナートらしくない。 ワインの評価よりも造り手のストーリーを楽しみにしているのだから。そしてワイナリーの美しい風景写真も消えた。 かなりがっかりしている。 マルゴーというアペラシオンの復活。 今までそんなに悪いワインを造ってきたわけではないのに。 消費者の勝手な先入観で、ワインの性格を決めつけるからそう思うだけ。 シャトー・マルゴーはいまだ飲んでいない私でありますが、その良さを知るには、まだ若いような気がします。 パヴィヨン・ルージュを飲みながら、偉大なメドック1級ワインに対する夢は大きく膨らむのです。
でも今夜、母と飲んだのはチリのファミリー・レゼルヴァ1999 エチベリアの造る家族のための特別な赤は今夜ピッタリはまりました。
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