日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2005/08/17(水) 再出発
今日もまた、滅茶苦茶暑い一日でした。
夕方になって涼しくなったなあ・・・で30度ありましたから。
あまりにも雨が降らないので地熱も下がりません。
でも朝晩は少しだけ秋の気配を感じるようになりました。
Sちゃんの帰郷、彼女にとっては最初の屈辱的なことでしょう。
数年後でも、またいつか、元気な姿を見せてください。

最近、時間があるとチリワイナリーのHP探索しています。
英語バージョンを開いて、気になる記事は翻訳ソフトにかけ、きちんと翻訳できない部分は自分で修正。
こんなことで一日つぶれたりするのです。でもこれが楽しくて!
多くのワイナリーを見ていると、最近のチリワイン事情が見えてきます。
すると、評価ではフランスのような農業コンクールではなく、インターナショナル・ワイン・チャレンジなど、専門家と一緒に一般の消費者も加わって審査するコンクール受賞を大切にしているように見えます。
要するに消費者に認められるワイン造りを目指しているわけです。
安くて高品質、そして旨い。為替の関係からも、現実にこれを実行できるチリワイン市場は順調に伸びています。
しかしまた、一方では最高の畑で最高のワイン、そして高く売れるワインを造ることも始まっています。
理由は世界的に有名な作り手との、ジョイントベンチャーによる高級ワインが一定評価され、今ではそれらに頼らなくても、チリのワイナリーは、高級ワインを造る技術を手に入れました。
未だにアルマヴィヴァやセーニャのようなジョイントベンチャー・ワインを目指しているところもあれば、ヴィニエ・ド・チャドウィックやモンテス・アルファM、ルディス・ド・ロス・バスコス、クロ・アパルタのような単独ワイナリーの最高級銘柄は、世界的評価の高まりを受けています。
ただ、やはり3〜5千円くらいの中間部の市場は育っていません。
私が昨年から注目していたトップ・ワイン・チリの中身も見えてきました。なんと、数軒のワイナリーで作った合弁企業なのです。
名醸地、コルチャガ・ヴァレーの最高の畑、チリで最高の品質、最高の価格で売るワインを造るためのプロジェクトなのです。
どんなワインができるのか、ワクワクしますね。
似たような合弁企業ではVIA(VIA・ワイン・グループ)もあります。
Top・Wine・Chileには、ラ・プラヤやエイサギュリなど、知っているワイナリーも参加しています。
最近、注目されている銘柄は、90年代の企業再編によって誕生した新しいワイナリーのものが多いです。
カサ・ラポストル、モンテス、アナケナ、ペレス・クルス、オドフェル、ウィリアム・フェーブルなど、最近見るでしょ?
2000以降も新しいワイナリーは誕生し続けています。
この勢いはどこまでいくでしょうか?
私も勢いだけ、分けてもらいたい気分です!


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