日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2005/06/12(日) 伝統の銘柄
コンチャ・イ・トロのワイナリー創業時から残っている権威ある銘柄です。

マルケス・デ・カーサ コンチャ 2003 カベルネ・ソーヴィニョン チリ 1,990円

チリにはD・Oという産地呼称制度があります。その最高位はフランスで言う村名ワインなのでしょうか?
このワインはプエンテ・アルトという畑名に近いD・Oです。
かつて、この銘柄は最上位のドン・メルチョーのセカンドワイン的なものでした。現在は同じ畑内でマップ方式という銘柄別の区分けをしているそうです。
コンチャ・イ・トロ社には傘下に輸出ブランドのコノ・スル社、高級ワインならアルマヴィヴァ社というジョイントベンチャーを持ち、それぞれ棲み分けが上手くできています。
コノ・スルのインポーターはチリの良心を価格に表現してくれてます。
その点、コンチャ・イ・トロのワインはいつの間にか徐々に値上げされてきました。
マルケス・デ・カーサはチリではコノ・スル20バレルの半額なのです。だからといって、インポーターがこのワインに日本で同格の価値を与えているというのは、品質に自信がある証拠。
今回の日記はなんだか評論みたいになってしまいました。

03はさすがです!プチメルチョーな仕上がりですよ。
非常に濃くてオークの香り、深い果実味、どっしりとしたタンニン。
バランスがまだねえ、本来は後1年くらい瓶熟させて出荷するべき品質です。
いつか同ヴィンテージでコノ・スル20バレルと飲み比べてみたいですねえ。早く開けるのがもったいないと思わせるワインでした。
本来はこういうワインが1,500円以下ならチリらしいんでしょうね。


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