日々わいん
日常の出来事とワインの記憶 ノムリエ日記
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2005/06/30(木) 今年も半分過ぎました
雨は相変わらず降りませんねえ。 お湿り程度です。
職場のツバメさんはまだ卵を温めてます。
今日はちょっともぞもぞしていたから、そろそろ誕生かな。

誕生と言えばSちゃんはあとひ〜ふ〜で24歳 24歳!若いなお主。 いや、知ってるんだけどね、驚いて見せただけ。
そいうわけでセラー開放宣言に付き合ってもらうことに・・・・・
ただでとはいかないのはお祝い事。
仕事帰りに馴染みの酒屋へ寄りますと1985のヴィンテージ・シャンパーニュのハーフボトルを発見!
わたしゃ20年もののシャンパンなんて飲んだことがないなあとか思いながら、おもむろにお値段を聞きますと3,500円 即決です。 さて、熟成したシャンパンはどんな味?

アラン・ロバート・セレクション 1985 シャンパーニュAC 3,500円(ハーフ)

ブリュットという表示はないけれど辛口です。抜栓は滅茶苦茶緊張しましたが、スッという優しい音で無事に抜けました。
若いのと違って白ワインの熟成したような色、あ、ちなみにブラン・ド・ブランというシャルドネオンリーのシャンパンです。
泡はワインの中に溶け込んでいて、若いのみたいにシュワシュワ立ち上がってこないんですねえ。Sちゃんは満足したようだから良かった。

チリでええと、何番目?

アマイーナ ピノ・ノワール 2003 3,990円

新しいワイナリーに初ヴィンテージのピノです。
ヴィニャ・ガルセス・シルバは輸出用高級ワインメーカーとして、最初から出発していますねえ。
上品なオークの香りから入り、濃厚でピノ・ノワールにしては甘いワインです。アルコールは14.2%凄いですねえ。
甘良いな・・・・・しょうもない駄洒落でおちまい。 

2005/06/29(水) 0.0mmという雨量
今日も一時的に記録された雨量です。
西日本は砂漠化するのかと思いきや、明日はまとまって降るそうな。
でも高知はダメかな?
そんな感じで相変わらず外はサウナ状態ですね。

私はワインを頑張って飲むということはしないのですが、今夜は頑張ってみました。
でもやっぱり2本目の1杯で酔いつぶれてました。
そんなものです。
ワインは過去に紹介されたチリワイン。

ワインセラー開放作戦もいよいよスタートです。

今夜は明るい年末を見据えまして、あることをしました。
結果は年末待ちです(^^ゞ ではまた。

2005/06/28(火) 大渇水
今日、夕立が降りました。 しかし道路が少し濡れるくらいでお終い。
ダムの貯水率UPは叶いません。
困りましたねえ。
それにしても外はサウナ状態です。 熱中症には十分お気を付けくださいね。

デ・マルティノ グラン・ファミリア シャルドネ 1999 1,980円 チリ

確か3月以来のワインですね。
その時よりは若干、色が濃くなった様に感じるんです。
黄金から琥珀色って感じですか。
味わいもなんだかしっとりしたお嬢様風で、チリらしい豪快さは無し。でもよくよく考えてみたら6年経つもんねえ。
とりあえず美味しいです、これ!

昨日は1年以上ぶりにビール買いました。
最寄りのスーパーマーケットへ行きますと、ナントですねえ・・・ビールを選べません。
どういうことかと言いますと、コーナーの殆どは発泡酒&雑酒なのです。
ところで雑酒とビールは味わいと泡立ちが全く違うので、発泡酒ほどビールもどきではありません。
それにしても・・・みんな本当はビール飲みたいんだ!
こんな日本に誰がした?

2005/06/26(日) おびさんマルシェ
おびさんマルシェを訳したら帯屋町で日当たりがよい市場という感じかなあ。
もう10年ほど前にデザインで携わった通りで色々なイベントや、街の活性化を望み、活躍する人々を見るのはなんだか感慨深いですね。
マルシェとはもちろんフランス語の市場です。
毎月1度はフリーマーケットに利用されてきました。
そのイベントをもっと活性化させるように飲食店を招いたわけです。
炎天下の中、そこそこの注目をされていたと思います。
街路市は天候にも左右されますが、追手筋に負けないように別のやり方で発展して欲しいと思います。

2005/06/25(土) 水がいつの間にか
無くなってるじゃないですか!
夜に少々降って、日中はなかなか降らないという感じの空梅雨です。
でも高知の水源はまだいけると思っていましたら、上流域の早明浦ダムは大渇水状態。 
う〜む、洗車禁止令発動ですね。飲み水はミネラルウォーター買っておきましょう。

私はワインで代用(誰かつっこんでくだされ) そんなことを本気でしたらアルコール性の脱水で死ぬかも。
さて、今夜はメルローです。

ヴィニャ・マー メルロー 2003 レセルヴァ チリ 1,100円

これはなかなか焼き豚に合いますね。
夏バテ防止にはやはり豚肉ですよ!

2005/06/24(金) 汗臭い1日
相変わらず湿度は高いけど、雨は少なめ。
そういえば、いつの間にか夏至も通り過ぎていた。
職場のツバメはまだ卵を暖めています。

今日は久しぶりに強烈な太陽光線を浴び、蒸し暑い日でした。
何もしなくても汗がしたたり落ちます。
そんな感じで塩っぽい香りを感じていました。

今夜もフランスです。

シャトー・ポール・マス 2003 コート・デュ・ラングドックAC 1,680円

ドメーヌ・ポール・マスのトップワインです。
鷺が舞い降りるような水辺の近くにワイナリーがあるそうな。
もう7年くらい前から好きだった銘柄です。
シラー、グルナッシュの樹齢40年以上の樹からとれるブドウだそうな。
でもワインはフレッシュ感でいっぱい♪
樽香も控えめに、果実味がグイグイときます。

2005/06/23(木) 忘れた頃に
思い出したように出るボルドー

ブラゾン・ディッサン 2001 ボルドー(マルゴーAC) 2,060円

メドック3級シャトー・ディッサンのセカンドワインです。
マルゴーだとブラーヌ・カントナックのセカンドワイン、バロン・ド・ブラーヌが好きなんですけど、高騰化してしまいましたねえ。
やっぱりボルドーの良質なワインを飲むと、改めて歴史を感じてしまいます。
チリではこんな表現力をワインに与えることはまだ無理です。
というか、これがACマルゴーなんでしょうねえ。

そんなことを思いながら飲んだ1本です。

2005/06/21(火) 梅雨ですねえ
このタイトルは何度使われるでしょうか?
今日は湿度が高くてカラダも重いですねえ。

でも今夜はストローで実験したり、色々と楽しんでおります。
ルイス・フェリペ・エドワルズのワインは久しぶり。

プピーリャ カベルネ・ソーヴィニョン 2003 チリ 1,040円
ミディアム・ボディとは思えないくらい深さが表れてきた銘柄です。98の初ヴィンテージだったかな? 自信は無いですけどそんなものです。というのも、若いブドウだけで造られるチリカベはこのワイナリーにはありませんでした。
しかし、登場時と比べたら、随分と大人びた風格を感じるワインになってきました。 瓶もずっしり重いタイプに変わっています。

これは出会った頃の記憶とかありまして、お気に入りのワイナリーです。

今夜はブーブ・クリコ トラベラーの到着です。
贈り物だったらかなり感動ものの商品であります。

2005/06/20(月) いやあ、ありがとうM君
1ヶ月間、マクドナルドのメニューしか食べないという危険で壮大な人体実験をしたモーガン氏に(^_^)
そう、スーパー・サイズ・ミー http://www.supersizeme.jp/ なのだ。これを観たらマクドナルドは数ヶ月は我慢できるだろうね。
私は元々ハンバーガーならモス派なのです。値段じゃないのだよ、ドナルド君。

んで、戦国自衛隊1949も観てきたよ。
帰るため、生きるためには最後まで全力で戦います。戻っても元の世界はないかもしれないという緊張感は良かったね。ただ、映像そのものに拘りすぎて、人物ストーリーがもうひとつあっさりしすぎたかなあ。 昔の薬師丸ひろこが「やあっっ!」と斬り込んできて簡単に殺されるシーンをどこでダブらせるのか?
そんなものは無いに決まってますねえ・・・。でもまあ自衛隊の専守防衛という考え方はきっちりと表現されていました。

今日は我が家で育った娘との別れに動物園へ向かいました。
富山へ行っても元気で生き延びて欲しいと親ながら思います。
ワカメぇぇぇぇ 達者でな (・_・、) 7歳の夏。
画像は従弟のタラ

んで休肝日。

2005/06/19(日) ワインの不思議
15日の日記に登場したシャルドネの残りを飲みました。
開栓したときはサラッとした口当たりだったのに、今夜は甘い蜜の香りや、とろみ、樽香などが増している様に感じました。
4日ほど余分な酸素に触れるだけでこんなに味が変わるものかと不思議に思う出来事です。
あっちゃんところのHPでも時折このような、還元とは言えないけれど、古酒が次の日により活き活きしたものになっていたとか。
普通はゆっくりと酸化しながら美味しくなって、大量の酸素に触れると短時間で一気に酸化し、酢や錆びた鉄のようなニュアンスになります。それがカーテンを開けたように良い部分がまだ顔を覗かす時もあるのですねえ。
何というか、赤ワインのタンニンのベールならまだしも、白ワインはもっと不思議ですね。

梅雨と言えば、スコールの様な雨が降るのですけれど、今年はいまいち勢いが無いです。
しかし台風には今年も要注意ですよ。

2005/06/18(土) サンペドロと言えば
ガトー・シリーズが有名です。
その上に、下からカスティーヨ・デ・モリーナ、1865、カボ・デ・オルノスとあります。
このインポーターももっと安く売った方が良いんじゃないと思うところです。チリでの安さは日本で反映されていません。残念!

カスティーヨ・デ・モリーナ カベルネ・ソーヴィニョン レセルヴァ 2002 チリ 1,980円

02のチリワインは、かのPおじさん的に言うと、近づきがたいという表現がぴったりなのが多く、なんかいまいちなのが多いのです。このワインも02は3回目かな、ですけど、アルコールがグワッと来る以外に中身のバランスが抜けているのです。
アンバランスに強いワインになってるんですねえ。
やはりチリにしては雨が多く、その為に凝縮感を出す為の工夫が失敗したんでしょうねえ。
もうちょっと弱くても優しく、エレガントな香りの方向を出していたらもっと良かったんでしょう。
ということで02のチリは、あと2年待ったら飲みやすくなるでしょう。バランスの問題で渋味が厳しいのが多いからです。
ワインは2年でけっこう変化しますからねえ。

2005/06/17(金) ワインクラブ
じみぃぃに3名となりました。
この時期、ビアガーデンの魅力には勝てません!

さて、でも折角ですから垂直といきましょう。

エスクード・ロホ 2001&2002 チリ 1,870円×2

なぜか不調の02のほうがアルコールが高いです。
でも01のほうに完全な軍配をあげましょう。
同じ銘柄とは思えないほど味が違うんですよねえ。
やはりチリもヴィンテージで語る時代かなあ。
垂直はやっぱり楽しいね。

ワインクラブは来月もやります。
ビールもいいけどワインもね! 聞いたことあるようなフレーズですね。

2005/06/15(水) 梅雨空ですねえ
晴れたら蒸し暑く、雨が降ればじとじと、ツバメもなんだか風に乗り切れない飛び方してます。
高知では3種類くらいのツバメが飛来してきます。
海辺に近い集落ではもう二番目の子も大きくなっています。
私の職場ではようやく最初の巣を完成させました。仕事中にツバメの観察をするようになって、親鳥は子供と話をするのを発見しました。それはまるでインコのようです。
親鳥が二度目の産卵準備に入ると、巣に戻ろうとする子供を叱りつけて追い出します。滅多に聞くことは無い威嚇的な鳴き声はクック、カッカという感じですね。
鳩も繁殖期でオスがメスを追い回す姿を見かけます。
これはもう、コントみたいで面白いですよ。でも人間がするとストーカーといわれます。
犯罪さえ起こさなければ、ちゃんと声で好意を伝えることができるなら、野生動物と同じ純粋な行為なんでしょうけどね。
なぜ人は気持ちの伝え方が下手になったのかなあと思いました。
私も他人のことは言えませんね!

さて、今夜は魚デイなのでシャルドネでさっぱりといきます。
ヴィニャ・マー シャルドネ レセルヴァ・エスペシャル 1,400円 チリ

ブルゴーニュのシャブリと違い、チリのシャルドネはフルーティーで濃厚、でどっしり最後にキリがないのが特徴です。
ミネラル系ではないってことですね。
でもこれもシャルドネのひとつのスタイルであります。
鮭とネイリ(カンパチ)でいただきました。
なかなか美味しいのであります。

2005/06/13(月) カルメネールとは
先ずこのワインを飲むべし!

ガトー・ネグロ カルメネール 2003 チリ 714円

今日は最高気温が32.5度 関東では熱中症患者も増殖中だそうです。 東京ではヒートアイランド現象の季節ですね。
我が家の冷房も床上保存のため、いたしかたありません。
さて、ワインの話に戻りましょう。
このワインは安いのに何でこんなに良いのかな? これぞチリワインの本領発揮たるところでしょうね。
カルメネールの魅力が1本にぎっしりと詰まっています。
この特徴はカベルネ・ソーヴィニョンやメルローとも違う個性です。もちろん、シラーやグルナッシュでもありません。
知り合いに試しに味見してもらいましたら、1本分けてくださいになってしまいました。
ガトーシリーズはコノ・スルのヴァラエタルシリーズと並んで良いものを造っています。欲を言えば、500円で売れないかなあですね! だってチリで1ドル程度の価格ですから。

2005/06/12(日) 伝統の銘柄
コンチャ・イ・トロのワイナリー創業時から残っている権威ある銘柄です。

マルケス・デ・カーサ コンチャ 2003 カベルネ・ソーヴィニョン チリ 1,990円

チリにはD・Oという産地呼称制度があります。その最高位はフランスで言う村名ワインなのでしょうか?
このワインはプエンテ・アルトという畑名に近いD・Oです。
かつて、この銘柄は最上位のドン・メルチョーのセカンドワイン的なものでした。現在は同じ畑内でマップ方式という銘柄別の区分けをしているそうです。
コンチャ・イ・トロ社には傘下に輸出ブランドのコノ・スル社、高級ワインならアルマヴィヴァ社というジョイントベンチャーを持ち、それぞれ棲み分けが上手くできています。
コノ・スルのインポーターはチリの良心を価格に表現してくれてます。
その点、コンチャ・イ・トロのワインはいつの間にか徐々に値上げされてきました。
マルケス・デ・カーサはチリではコノ・スル20バレルの半額なのです。だからといって、インポーターがこのワインに日本で同格の価値を与えているというのは、品質に自信がある証拠。
今回の日記はなんだか評論みたいになってしまいました。

03はさすがです!プチメルチョーな仕上がりですよ。
非常に濃くてオークの香り、深い果実味、どっしりとしたタンニン。
バランスがまだねえ、本来は後1年くらい瓶熟させて出荷するべき品質です。
いつか同ヴィンテージでコノ・スル20バレルと飲み比べてみたいですねえ。早く開けるのがもったいないと思わせるワインでした。
本来はこういうワインが1,500円以下ならチリらしいんでしょうね。

6月絵日記の続き


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