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2005/05/05(木)
プチ・ワインクラブ
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ピノ・ノワールのワインを飲み比べたいからと、主宰に緊急招集されて集まったのは4名。 チリvsブルゴーニュの対決は如何に・・・・・
さて、私もブルゴーニュの中ではコストパフォーマンスの上でも実力の高い銘柄をセレクトしました。
チリ コノ・スル ヴィジョン 2001 1,580円 サンタ・ヘレナ セレクション レセルヴァ 2000 1,240円
ブルゴーニュ ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダン マランジェ 1er クリュ 2001 クロ・ド・ロワイエ (マランジェ 1er CRU AC)3,400円 ジャック・ド・ブルット ジュブレ・シャンベルタン 2001 (ジュブレ・シャンベルタンAC) 2,405円
このラインナップでいきますと、ブルゴーニュは価格面でも産地面でも圧倒的に優位であります。 特にクロ・ド・ロワイエの畑は平均樹齢70年以上のヴィエイユ・ヴィーニュなので、良いピノ・ノワールに現れる湧いてくる泉を感じるような奥深さに浸れるはず。
さて、同時に4本開けまして飲み始めます。 ツマミはいつもの6種類のチーズのピザ(クリスピー生地)です。 その他はなぜかチョコやポテトチップス、プロセスチーズ、牛すじの煮込みなど。
かなりワインの味がわかるようになった彼等です。 でもピノ・ノワールをメインに持ってくるのは実は初めて。 で・・・コメントを聞きますと。 チリは発泡酒、ブルゴーニュはビールときました! むむう・・・言い得て妙とはこのことか? なかなか鋭い感性を持っているではないかお主。 ただ、本当に今夜のブルゴーニュは良すぎました。価格の順番なりの評価に落ち着くという結果です。 ヴァンサン・ジラルダンはネゴシアンとしてドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ社の葡萄を買っているというのはもはや有名な事実だそうです。きっと過剰生産分やDRCとしてはランク下になるものを買っているんでしょう。 でも、この自社畑のワインこそヴァンサン・ジラルダンのワインだと思います。 ところで、マランジェは聖地コート・ド・ボーヌ地区の南端にあります。 本当にヴィエイユ・ヴィーニュらしく素晴らしい味わいとコンディションでしたから、3,400円は満足できました。 でも、一番人気はジュブレ・シャンベルタンでした。 チリ・ピノの怖さはこの価格帯のまま品質が向上していくのがみえることです。葡萄の樹齢はピノ・ノワールでは顕著にワインに現れますね。 ただ、ブルゴーニュの畑の格付けとワインの品質及び、価格は必ずしも比例してないのは過去からの経験で感じます。 だから、ワインそのものの評価にも言及されるAOCEのシステムは消費者側の安心してお金を出せる制度として熟慮してしていただきたいものです。
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